暁の寺 | こんな本、読んでます。

こんな本、読んでます。

どれくらい本を読んでいるのか記録してみます。。

最高は☆5つです。

三島 由紀夫
暁の寺

☆☆☆☆


三島由紀夫という人は、性的政治的etcいろんな意味で抑圧を感じていたのではないか

本書を読みながらそう思った。


豊饒の海4部作の3作目。

春の雪で夭逝した松枝は、政治信念をもって自害した青年を経て、本書では月光姫の生まれ変わりとして

登場する。しかし本書の主人公はあくまで老年期に入りかけた本多である。

人間的に熟してきた本多の目を通して、人間の様々な側面を描こうとしているように感じられた。