- 石垣 りん
- 空をかついで
- ☆☆
石垣りんさんの4冊の詩集から編者が選んだベスト版。
39歳の処女詩集から30年弱をかけて
編まれた詩の中から選ばれただけあって
人生を暖かく、そして厳しく、包み込むような詩がたくさんあります。
詩の一つ一つが、それぞれ物語りのようで
その物語に投影される自分自身の現在の在りようが
混ざり合って、心に響く。
そんな詩集です。
それはやはり、言葉の一つ一つが磨かれているから
投影された自分がはっきり見えるのでしょう。
ちょっと立ち止まってみたいときに
これをお供にブランコに乗りたい。
個人的に「表札」では、
第三者からの評価を気にしがちな自分に気がついて
はっとさせられました。
自分の住むところには
自分で表札を出すにかぎる。
元の4冊は下記。
- 石垣 りん
- 表札など―石垣りん詩集
- 石垣 りん
- 焔に手をかざして
- 石垣 りん
- やさしい言葉―石垣りん詩集
- 石垣 りん
- 略歴―石垣りん詩集
- 石垣 りん
- 私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集