- ジークムント・フロイト, 金関 猛
- あるヒステリー分析の断片―ドーラの症例
- ☆
フロイトの本をきちんと読んだのは初めて。
夢分析の本とは違い、ドーラという少女の病(偏頭痛、咳、失神等)が
全て過去の性的虐待および複雑な家庭環境に帰着する
ということを延々と述べている本。
心理学を勉強したことはほとんどないので、
フロイトの述べていることが信じていいことなのかどうかは分からない。
ただ、全ての病状を性的衝動や性的抑圧に結びつけていく態度には
嫌悪感すら覚えた。
頑張って読了したが、その姿勢は最後まで変わらず
果たしてドーラにとってフロイトとの出会いが
良かったのだろうかと考えてしまった。
専門の方の意見を伺ってみたい一冊である。
(インターネットで検索しても、適切な評価をしているところが見つけられなかったので。。)