- 林 真理子
- 知りたがりやの猫
- ☆☆
林真理子という人は、ほんとに性格悪いんじゃないかと思う。
よくこんな話を思いつくなぁという、女性週刊誌にでてきそうな短編が
集められた本。
ブログに自分の読んでいる本を記録するということは、自分の内面をさらけだしているようで、実は抵抗がある。 だからこのブログのことを知り合いに漏らしたことはない。
小説家やエッセイストがすごいと思うのは、自分がこんなこと考えているということを、堂々と世間にだしているところだ。
この短編集には、女性の内面の嫌な部分をクローズアップしたような話がちりばめられている。 だからこそ、女性読者は物語に引き込まれ、共感し、そして自分の嫌な面が、実はだれでも持ちうる感情なんだということに気づき、安堵する。
この本の存在価値はそこにあると思う。