前回紹介したのはアジア的シンプル生活術でした。
今回の本も似たような内容ですが、どちらかというと英国風でしょうか。
著者は料理研究家として活躍した方で、75歳の時に今の家をリフォームし、
ミニマルな暮らしを始めたとのことです。
料理研究家ですから、それまでは広々したキッチンに、
調理器具や食器などがものすごい数あったそうです。
リフォームを機会にとにかくモノを減らしたとのこと。
必要最低限でもお気に入りのものを残し、
ものは少なくても豊かに暮らしています。
うちにも食器がたくさんあるので、ちょっと共感しました。
75歳から今のミニマルな生活を始めたとのことですから、
今の私からすればまだ15年あります。
100歳まで自分で台所に立って料理をするのが理想なのだそうです。
そのためにも、キッチンは小さく、
歳をとっても使いやすいようにリフォームしたということです。
狭くても物が少なければ広く使えますし、掃除も楽です。
高齢の方ならではの工夫がいろいろあり、これからの生活の参考になりそうです。
歳をとった時のことを考え、
少しずつ暮らしを小さくしていくことは大切だと感じました。
この本は絶版のようですが、ミニマリストに関する本はたくさん出ているようです。
私も5カ年計画くらいでダウンサイジングしていきたいですね。


