膨大な本とコレクションを何とかしたいという想いから始めたブックギャラリー。
店番をしながらライブラリーに置いてある本を読んでいます。
今回目に止まった本はこちら。
アジアを旅したことがきっかけで暮らしの無駄に気付き、
モノをいかに減らしていったかについて書かれた本です。
コピーライターの方が書いた本だけあって、文章の書き方にセンスがあります。
私もインドに旅したことがあるので、
イメージしながら読み進めることができました。
アジア的シンプルな暮らし、なかなか魅力的です。
そんな著者でもどうしても減らせないものが「本」だそうです。
コピーライターという職業柄、仕方がないのかもしれませんね。
本が増えてしまうというところはうちと同じなので、とても共感しました。
日本も一応アジアです。
昭和の時代は居間にちゃぶ台というシンプルな暮らしだったなあと、
昭和を知っている人間には懐かしいものがあります。
それがあれよあれよという間にモノであふれる国になってしまいました。
暮らしの原点を見つめ直すのに良いきっかけになるのではないでしょうか。

