乳がん検診を受けたクリニックに5度目の訪問。


おそらくここに来るのはこれで一区切りなのかな?(診断書を取りに来るというミッションは残ってるけど)

本日は乳がんのサブタイプに関する最終報告だった。

 

前回の中間結果報告はこちら↓

 

●前回わかったこと

浸潤性乳管がん(左乳)

ホルモン受容体陽性

ER/PgR 陽性

Ki-67 12%

 

●今回わかったこと

HER2陰性

ルミナルAタイプ

 

とりあえず並べてみたけど、わたし自身もなんのことかよくわかってない。

ルミナルAタイプってなに?

動物占いで言うところのライオンタイプ的な??

「おおらかな性格ですがやる時はやるタイプ」みたいなやつかね??
 

ただひとつ言えるのは、乳がんとひと言で言ってもみんな同じ症状ではないし、細分化されたタイプによって進行具合も治療法もさまざまだということだった。

これは当事者になってみるまでわからなかった。お恥ずかしながら、がんは「若いと進行が早い、年配だと進行が遅い」くらいのぼんやりとしたイメージしかなかったので。


で、乳がんタイプについての話は前回と似たような内容だった。

 

真顔「ホルモン療法が効くタイプだから、抗がん剤やらなくてもよさそうだね。8割9割くらい」

 

真顔「はあ……よかったです」

 

でもわたし、知ってるけどね!

仮にいまはステージ1でリンパの転移がなさそうだったとしても、術後にすべてがくつがえる可能性もあるんですよね?

ルミナルA判定で抗がん剤をやらないはずが、術後にリンパ転移が判明してやっぱ抗がん剤やることになる例も少なくない、らしいじゃないのよ。

 

だとしたら今の時点でのこの結果って、一体なんの意味があるんだろう……いやもちろん意味があるからやるんだろうけど……などとモヤモヤしてしまうわたし。

だって、あんまりぬか喜びしたくないし。


いちごミルクティーパフェとかいう

世にも可愛いたべもの


なにはともあれ現状は早期の部類なので、そのあと仕事場の人とごはん食べながら「やったー抗がん剤やらなくてよさそう! あと紹介先の病院の主治医がイケオジ!」と明るく報告。


しかし、言ってから「しまった」とちょっと後悔した。


わたしとしてはレアな経験であり深刻な話題ではまったくないんだけど、いくら明るく話したところで、こういう病気ネタって相手にしてみれば反応に困るわけで。

笑っていいのかどうなのか迷わせてしまったようで、結果、相手に「そうなんだ……にっこり」と聖母のような穏やかな笑みを浮かべさせてしまった。

 

ああ、申し訳ない。

50も間近だっていうのに、人に気を遣わせてしまうとは。

こういうとこよ、わたし。ライオンタイプだったんなら大人しくサバンナに帰れよって話だ。

あーもう、ごめんよ人間界!(大反省)