NHK全国俳句大会
指先を入れてもどして春の水
雑詠の部 佳作
天高し手のひらに今バトン受く
題詠の部「天」 佳作
写真は、愛媛松山の伊月庵の近くにある宝巌寺です。
宝厳寺は、上人坂という坂を上がりきったところにあるのですが、
上人坂にはこんな立て札も
そして、子規の花の句がたくさん掲示してあります。
伸び切って夏至に逢たる葵かな
確かに、うそのような場所(ゴミ置き場?)にあった句
松山には、俳句ばかりではなく、いろんな言葉が置いてあります
宝巌寺の中にある子規の句碑
色里や十歩はなれて秋の風
上人坂には、昔は遊郭があったそうです。
斎藤茂吉の短歌
あかあかと一本の道通りたり
霊剋(たまきわ)るわが命なりけり
斎藤茂吉自筆
茂吉の遺髪もここに納められているそうです。
組長の師、黒田杏子先生の句碑
稲光一遍上人徒跣
組長がなぜ、ここに伊月庵を立てたのか、肌で感じることができました。
遅ればせながらの松山報告でした