2018年2月1日〜3日の関西旅行記。
2月2日の大阪。
このブログは、杏雨書屋の続きです。
次に訪問した製薬会社さんはこちら。
すごく立派なビルです。
住友というと旧財閥系の会社という事くらいしか認識していませんでしたが、大阪と所縁の深いお家柄なんですね。
この旅で知りました。
こちらの展示は本社1Fロビーに展示されているパネルや展示物を”外から”自由に眺めるという閲覧方式。
セキュリティの関係&業務円滑化のためだと思うけれど、見学者はビル内に入れてもらえません。
でも、2月とはいえ大阪は暖かい日だったので、外からの観覧で全然OK。
展示物は少ないけれど、見応え&見やすさがあって、こういった「人の心を掴む巧さ」が住友グループの繁栄の礎なんだろうなー、なんて思いながら鑑賞させて頂きました。
いくつかあったパネルの中から個人的に興味のあった2つをパチリ
背景の景色がガラスに反射して見えずらいですが。
蒸留缶。釜じゃないのね。
薬用成分抽出に使用されていたようです。
北見や滝上で業務用の精油抽出蒸留釜の巨大なのを見ているので。
業務用にしてはコンパクトだなぁーという印象でした
ビルの周りには緑=薬用植物(街路樹含む)が植えられていました。
製薬会社らしい環境創造に嬉しくなります。
そうして。
植えられている植物一つ一つにネームプレートが付けられているのです。
こうした心遣い&真冬のこの時期に青々と元気にお手入れされている植物達が何よりこの会社の好感度を上げていました。
フッキソウの生薬名は雪山林。なんて今時期にピッタリ
全草を鎮痛&解熱&消炎、婦人病、胃腸病に使われる薬草です。
ステロイド、アルカロイド系の有効成分を含んでいる事から、上記の用途も納得。
こちらの会社、(良い意味で)妙に気になるなー、と思って沢山の写真を撮っていたら。
後に。
夜に合流したイモートちゃんに見せてもらったインタビュー記事が載っている業界誌の発刊元がなんと、こちらの会社
「あれー? ここの会社、昼間行ってきたよ」
「何故そこに?!」なんていう会話が繰り広げられたのでした。
すごい偶然のリンク。
だって。
兄弟姉妹の会話で「大日本住友製薬」なんて社名、普通出る?
いくら大企業とはいえ、家族に社員がいるわけでなく素で出てくる確率ってどれくらい?
呼ばれたんですねー。
お陰様で沢山勉強になりました