自分が不十分だと感じるときはありませんか?
自分が不十分だと感じるのは、自己イメージが脅威にさらされている時なんです!
こんにちは。
ストレスを味方にかえるメンタルトレーナー 吉田麻里です。
他の人に優しく、ボランティア活動など社会貢献もする誠実な良い人。
であると同時に、自分に対しては情け容赦なく、自己批判をする人もいます。

他人には寛容なのに、自分に対しては少しでも意に沿わないことがあると
「なんて情けない!恥ずかしくないの?ホント使えない!」

など、とにかく辛辣な自己批判を繰り返したことはありませんか?
人間は自己批判すると、闘争逃走反応などのストレス反応が起こるとされています。
この反応は、身体におよぶ脅威から身を守る時(大昔なら、サーペルタイガーなどに遭遇した時
)

には有効です。
コルチゾールやアドレナリンなどを放出して、闘うか逃げるかの準備をするんですね。
が、現代であれば、人間が直面する脅威の大部分は、食うか食われるか!より、自己イメージや自己概念などの精神面です。
人間は脅威を察知すると心身ともにストレスがかかりますし、慢性的なストレスは不安やうつの原因にもなってきます。
なので過剰な自己批判を繰り返すことは、心身の健康に悪影響を及ぼすことになるでしょう。

ではなぜ、自己イメージを脅かしてまで自己批判してしまうのでしょうか?
それは、もしかしたらある時、そうすることで上手くいった経験があるのではないでしょうか?
例えば、勉強でもスポーツでも、上手くいかなかった時に、自分の不十分さを自らけなして攻撃していたら、
それが動機づけとなって、頑張れた経験があったのかもしれません。
失敗する→自分を責める→頑張る→うまくいく
だからこそ、自分を責めればうまくいくと考え、自分を責め続けてきたのかもしれません。
でも、過度な自己批判は効率的な動機づけになると思っているのは誤解です!
自己批判は自信を傷つけ、失敗への恐怖を掻き立てます。
もし、自分に対して、自分をいじめるような悪口を言い始めたことに気づいたら、
「怖いんだよね。自分を守ろうとしてそんな風に言ってるんだよね。」
「大丈夫。完璧じゃないけど、ベストを尽くしてるじゃない。」
そんな風に、責めるのではなく、励まし、勇気づける言葉をかけてみてください。
これは、自分を甘やかしているのとは違います。
「脅し」より「勇気づけ」です!
失敗を恐れず、失敗しても立ち上がって努力し続けることができ、次の行動に繋がります。
もし、自分を責めている自分に気が付いたら、そんな自分を受けいれ、励ましてあげてくださいね

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吉田 麻里