型なし!道具なし!パン作りナビゲーター
藤岡由夏です。
食べ物を大切にする。。
一物全体(いちぶつぜんたい)という教えが昔からあります。
大地の恵みを丸ごといただく。
一つの食品を丸ごと全体食べるという教えだそうです。
例えば、お米も玄米がよい。
白米は、胚芽の部分などが捨てられていますからね。
小麦も、小麦粉よりも全粒粉(小麦をも丸ごと粉にしたもの)がよしとされます。
食べ物に感謝して、無駄にすることなくいただく、、、
素敵な教えですね~!
私、これを大事に思う心があれば、加工食品、食品添加物ももっと少なくできるんではないかと思うんです。
食べ物そのものを大事にするという心があればね、、
人工的に何かを加えて、その食品であるかのように見せる合成のものは少なくしようと思いませんか?
パンでいうならね、原材料は、小麦粉、酵母(イースト)、塩、水、砂糖・・・
こういうものがあれば作れるのです。
こういう材料って名前を見て、「ふんふん」ってそれが何かわかりますよね?
そういう材料で作れるものに、〇〇剤とか〇〇調味料とか・・・
ん??それなに?って何か想像つかないようなものを入れる必要はないんですよね。
もちろん、流通や輸送の間に腐らないように・・・色々な問題もあって、
必要な添加物もあると思います。
製造上どうしてもいれないことには、難しいものもあると思うので・・・
全くなしにしては、現在の食品事情やっていけないと思うんですよね~。
でも、無理に入れる必要はやっぱりないんじゃないかな??
今日、レッスンに来てくださったママさん。
「これまでも裏の表示、ちょっと気になってみてたけど・・・ここで習って、自分で作るようになってもっと気になるようになりました。」
うんうん、わかる!!!
パンは特に、自分で作ってみると材料がわかりやすくって、、、
今まで何とも思わなかったものが気になってくると思います。
大地の恵みを大切にするのであれば・・・
小麦粉そのものを大切にしたくない?
何か色々なものをいれて、ふわふわにしたパンよりも、小麦粉そのものでできたふわふわパンを大切にしたいなぁ、、と思うんです。
それが、食べ物に対して感謝するってところなんじゃないかなぁ?
家の息子、釣りが趣味で魚を釣ってきます。
それを食べるときに、「これ、魚ブスッと殺して食べてるんよなぁ」と言いました。
そうなんですよね。
生き物の命を私たち頂いているのです。
「そやねー。お魚の命をいただいているんだから、感謝してありがとうってちゃんと食べんとね。」
釣りのおかげで、そういう感覚をちょっとわかった息子たち。
今って何でもスーパーで手に入って、食べ物のそのものの形がどんなだったのかとてもわかりにくい。
だから、子どもたちは食べ物は命をいただいているっていうこともわかりにくいと思います。
食べ物の大切さ、意識して毎日の食卓、用意してみませんか?
堺市西区 アリオ鳳すぐ近く 090-4564-0052 (10:00~16:00)