未曽有の体験、貴重な経験
平穏な日々を・・・
ことしも残り一日余り。例年のごとく自分なりにこの一年の「我が家の十大ニュース」を考えてみました。
トップ3をご紹介しますと・・・
第一位・・・世界中に新型コロナウイルス禍蔓延
(1) 東京での『邦楽合奏団 翔(はばたき)』 第42回演奏会の中止。
1978年5月に東京・渋谷区神宮前で結成して以来、毎年途切れることなく開催していた演奏会(9月開催予定)を中止せざるを得なくなった。
悔しくて、悲しくて、やりきれなかったが、お客さま、ホールのスタッフさん、音楽監督の先生、そして団員たちの安全確保のため断腸の想いで決断した。
(2) 松山での『アンサンブル ぽこ どりーむ』 第5回演奏会の中止。
6月開催を予定していたが、春先から練習に集まることすらできなくなって、(1)と同様に中止を決断。
(3) 松山での合唱サークルの活動も中止、停滞を余儀なくされた。
(4) お盆の墓参を自粛せざるを得なかった。
広島県の本籍地にある先祖代々の墓所を訪れることができなかった。(首都圏や関西圏からも集まるため)
年一回会う予定だった姉弟、親戚とも会えなかった。
これらは皆さんも同様だと存じます。社会生活のすべてにガマン、辛抱の一年でしたね。
そのような中、医療関係、福祉関係などエッセンシャルワーカーと呼ばれる社会的な活動に注力下さっている方々に心からの敬意、感謝、応援の気持ちをお届けしたいと存じます。
せめて十分な財政的支援、人的支援が政府や自治体から届けられたらいいな・・と願っています。
第二位・・・「椿まつり」の中日の「御神輿巡幸」の“神輿守”を担当
周辺の11の町内会が輪番で担当するので11年に一度巡ってくる当番。私は初めてのことで、次回はかなりの高齢だし、もしかしたら存在していないかも・・(笑)、ということで町内会からの要請に応じて担当しました。
並んで歩くだけでいいから、という話だったので応じたのですが、実際は3回も担がされて腰を痛め、祭りのあと3か月不自由な暮らしとなりました。
現在も、痛みはないものの、歩くときに以前のようにすっ、すっと足が出なくて姿勢良く歩けません。
まあ、それでもめったに経験できないことですので、その意味では良かったと思っています。
第三位・・・庭のカリンの木にことしは実が鈴なりとなり、計63個収穫
実家から移植して9年。これまで多くて7~8個しか実らなかったので、今回は初めての大収穫。
ジャム、カリン酒、砂糖漬けなどフルに活用しました。
カリン酒は6か月以上おかなければいけませんが、ジャムや砂糖漬けは美味しくいただいております。
その他もろもろ、ステイホームにもそれなりのニュースが発生します。平穏な暮らしに徹することはやはり難しいものですね。
新年こそは平穏無事な一年となりますよう心より念じております。
皆さま、この一年たいへんお世話になりました。心より御礼申し上げます。
どうかご健勝にて良いお年をお迎え下さい。
明年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和2年12月30日(水)
髭のマスター