夢の話
穏やかな日常を・・・
心の狭い、つまらない人間のことを「小人」と言います。
『小人閑居して不善を為す』
あの「小人」です。
最近、コロナウイルス禍で鬱々した生活になっているせいか、やたらと夢を見るようになりました。
それもとんでもない失敗をしたり、嘘はついていないけれど勘違いで誤ったことを人に伝えて迷惑をかけたり・・・といった“気が重くなる”夢です。
初めのころは夜中に目覚めて罪悪感に苛まれながら『ああ、夢でよかった』と思っていましたが、この頃は『これは夢に違いない。目を覚ませばこの悪い状況は雲散霧消するはずだ』と、夢の中で無理やり自分に言い聞かせて目を覚まします。
『ほうら、やっぱり夢だったじゃないか。良かった。』と安堵するのです。
・・・・・ホント、「小人」そのものですね。自分で自分が情けなくなってしまいます。
普段からもっと心をおおらかにして物事を判断しなければ・・・。
夢のお話なのに“夢のない”お話ですみません。
3月以降、皆さまと同様、音楽活動はすべてストップしています。
東京の『邦楽合奏団 翔(はばたき)』も松山の『アンサンブル ぽこ どりーむ』も合唱グループも・・・。
アンサンブルや合唱を早く楽しみたい、そう思います。心が落ち着けばへんな夢を見ることもなくなるでしょう。
まだまだ油断はできませんが、コロナウイルス禍も少しだけ下火になってきたようです。
穏やかな日常に戻すべく、あともう少し、自重して頑張ります。
この数日、近くの中学校では分散登校、分散授業をしています。
校舎から先生や生徒たちの声が聞こえ、正門横の体育館ではドアや窓を開け放しているのでバドミントンやバレーボールで動く生徒の姿が見え、音が聞こえます。
来週からは通常授業に戻ることでしょう。
若者たちの歓声が響き渡る日も近いようです。
生徒の皆さん、私のような「小人」にならぬよう『夢』を描いて、おおらかに逞しく生活して下さい。
応援しております。
令和2年5月23日
髭のマスター