「収束と終息」第二弾
はっきりしました・・・
弊ブログの3月8日付で『収束と終息』という一文を掲載しました。
今朝の愛媛新聞18面のコラム「校閲あれこれ」欄に正に同じタイトルで掲載されていましたのでご紹介いたします。
内容は二つの意味と使い方についてです。
これで正しい使い方が分かりますね。
(^-^)
用語表記について、愛媛新聞では“共同通信社記者ハンドブック”を使っていて、迷うときは辞書とともにこれを見ているそうです。
そのハンドブックでは、収束は「おさめる」、終息は「終わる、絶える」と意味を示し、用例に「事態を収束」「新型肺炎の終息」と記してあるとか・・・。
これを踏まえて、ウイルスに絡んで混乱する事態には「収束」、ウイルス感染に関しては「終息」を使うのを基本としているそうです。
『感染拡大は終息していないが、買いだめの混乱は収束した』という書き方もあり得るとのことです。
どうでしょうか。
こうやって書いていただくと分かりやすいですね。
ちなみに、3月8日付の弊ブログでは・・・
「私は漢字の専門家ではありませんので正確には言えませんが、『収束』は“人為的におさめる”ことの意味合いがあるように感じます。
『終息』はその“おさまった状態”を言っているように感じます。」
・・と書きました。
まあ、大正解とは言えないかも知れませんが、当たらずとも遠からず・・といったところかな、と思っています。
ウイルス禍を早く抑え込み、この閉塞した状態が一日も早く『終息』することを祈っております。
令和2年4月22日(水)
髭のマスター