コロナウイルスのつれづれ
ガマンして頑張るしか・・・
(庭石の横にどこからか入ってきたタンポポ)
私は普段から生活用品や食料品を買い占めるようなことはしていません。必要な時に必要な分量のみを買っています。
これからお話することは、私の“独断と偏見”による見方であることをご承知おき下さい。
1.トイレロール
先月、店頭からトイレロール(トイレットペーパー)が消えたと騒ぎ始めたとき、ラッキーなことに、たまたまその直前にいつものように1ロール60m、12ロール入りを1袋買っていてなんとか持ち堪えました。
我が家の在庫が最後の1ロールになったとき、そろそろ買っておこうとスーパーに行くと、たまたま午前中に出かけたのが幸いしたのかレジ近くの棚には2~3袋が残っていました。
それで1袋を手にして、いつものように野菜、魚、肉と回りレジに行くと7~8分の間に棚は空っぽになっていました。最初に手にしていてよかった・・と思いました。
それまでの数日間、2袋も3袋も購入している人が何人もいて、どうしてそんなに買いだめするの・・?と不思議でしかたありませんでした。
そうやってデマのSNS情報に踊らされるのは自分自身が辛くないですか・・?と問いかけたくなります。
まあ、その煽られる気持ちも分からなくはないですが・・・。
・・・で、その時買ったものの在庫があと1ロールになったとき、また買いに出かけますと、もう買い占め騒ぎは収まったと見えて棚には十分な在庫がありました。
良かったよかったと思いながら帰宅して開封してみますと、いつもより少し黒っぽく見えました。
私の気のせいかもしれませんが・・。
それで思いました。古紙の回収率がアップされたのかな・・と。
今回のコロナウイルス禍の発症は中国・武漢とされています。あれよあれよという間に世界の工場と言われている中国での生産活動が停滞し、いつもなら中国向けに回っていた古紙の輸出が滞ったのではないか・・。
その結果、日本国内における古紙回収率がアップしてトイレロールがいつもより黒っぽくなったのではないか・・と。
ところで、このとき買った黒っぽいロールは1ロール54m、12ロール入りの商品でした。
懐が寂しくてつい安い方を選びました。
いつもの1ロール60mのものより6m短い、つまり10%少ない商品です。でも値段は10%安いわけではありませんでした。安いものを買ったものの、使用期間はいつもより短くなり、値段も10%安くなっているわけではありませんから結局割高な買い物だったということになります。
でも、だからと言って古紙回収率がアップされていることが良くないとは思いません。国内であろうが、中国であろうが古紙の有効活用はこれからも推奨されるべきと考えます。
それに古紙回収率が高まると、むしろ製造コストアップの要因にもなることもありますからね。
2.音楽活動の自粛
一昨日「緊急事態宣言」が発出されましたが、それ以前から不要不急の外出を避けるように言われていました。
そして「宣言」以降東京、大阪など宣言の対象地域には行かないように、また該当地域から当地への来県もご遠慮願いたい旨の話が出ております。
世の中、自粛ムードが高まり、様々なイベントが中止、延期となっています。
私たちのようなアマチュアの活動も当然制約されて(もちろん当然のことと思いますが)動くに動けません。
私が東京で活動している合奏団の練習(9月の演奏会に向けての)にも上京、参加できなくなりました。
仲間の別の合奏団も3月のコンサート中止に追い込まれました。たいへん残念で気の毒ですが、致し方ありません。
もちろんプロの音楽家の皆さんはもっともっとたいへんな思いをしていらっしゃることでしょう。活動できないということは即、生活に響くわけですから・・。
政府の支援政策もいろいろ取沙汰されていますが、実際にどうなるのか時期も規模(金額)もよく分かりません。フリーランスの皆さまは不安が募っていらっしゃるのではないでしょうか。
一日も早く終息して、私たちも素晴らしい音楽に浸れるよう願っています。
音楽に限らず、芸術、スポーツを初め様々なジャンルの・・というより、世の中全ての活動が早く元に戻りますように祈っております。
3.入学式
昨日は松山市の小学校で、きょうは中学校で入学式が執り行われました。
今朝、散策途中で中学校の前を通ったとき、若い先生が新入生とご父兄を迎えながら開催できることを喜んでいらっしゃいました。
「クラス毎ですか?」と尋ねると「体育館でできます。窓を開けて換気しながらですが・・。」と教えて下さいました。
でも、良かったですね。新入生とご父兄の皆さん、おめでとうございます。充実した生活となりますようお祈りいたしております。
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もやもやした気持ちも残りますが、春爛漫です。
外出もままなりませんが我が家の庭の小さな花々でも眺めながら過ごしていこうと思っております。
小さな花たちですが、気持ちが和みます。
そうそう、思いがけないものもありました。
窓ガラスに反射する陽光のお蔭で雪柳の花が、この枝だけ、少しだけ残っておりました。
家主に似て少ししつこいのかも知れませんね。(笑)
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長々とお読み下さり有難うございます。
暫くはたいへんな日常が続きますが、皆さま、どうぞお健やかにお過ごし下さい。
(^-^)
令和2年4月9日(木)
髭のマスター