南の島の・・・
想い出の・・・
当店の『静かなる海』のコーナーにある一枚の写真。
これは数年前のある年の7月20日に撮影したものです。
7月20日、そう本日がその日です。
場所は沖縄県の先島諸島の“宮古島”。
その宮古島の『東平安名岬(ひがしへんなざき)』という長い長い岬の突端の灯台の最上階から撮った沖合いのサンゴ礁です。
沖合いに大きな大きな、それはそれは美しいサンゴ礁があるのです。
いまから〇十年前、学生時代に訪れたときも撮影しましたが、当時は灯台には入れなかったのでどうしても2枚に分割しないと収まりません。
サンゴ礁があまりにも大きいからです。
なぜこの年は灯台から写せたかというと、当時7月20日は1975年(昭和50年)に開催された『沖縄国際海洋博覧会』の開幕日を記念して『海の日』として祝日であり、それを記念して開放されていたわけです。
最上階まで上ってサンゴ礁を狙いましたが、手摺から身を乗り出してもどうしても端が切れてしまいますし、手摺の一部が入ってしまいます(手前左の白いコンクリート部分)。
苦労してギリギリ大きくファインダーに収めたのがこの一枚です。
サンゴ礁がいかに大きいかが分かります。
現在の『海の日』は7月の第3月曜日とされているため、ことしは7月18日が応答日でしたが、私にとっての『海の日』はやはり以前の『7月20日』です。
『静かなる海』でひとり想う・・・ ~南の島の光と風と波に心洗われ~
これは、このコーナーを紹介するキャッチコピーであると同時に、当店のオリジナルCD、中谷幸代作曲・演奏の『組曲 Poco a poco』の2曲目の曲名と副題でもあります。
この写真を撮影した当時の(それは〇十年前の学生のときとちっとも変わっていない)サンゴ礁や降り注ぐ光、快く吹き渡る風、絶えず打ち寄せては返す白い波・・・それらを想い出してつけた名前です。
この写真を見るたびに一瞬にして遠い南の島に心が飛んでゆき、青空のもと光や風や波の中に一身を置いて洗い清められていく自分がいます。
また改めて訪れたいですし、作曲家の中谷幸代さんや当店のお客さまを是非ともご案内したい、私の想い出のサンゴ礁です。
平成24年7月20日(金) 髭のマスター
<本日のお知らせ>
(1) ライブのお知らせ ・・・ いよいよこんどの日曜日です。
『魅惑のJazzライブ』
(当店オープン3周年(8/8)記念ライブ)
日時 : 7月22日(日) 14:00~
出演 : Vo.大石玲子、 Sax.渡邊美砂
Pf.渡部由紀、 Ba.吉岡英雄
曲目 : スタンダードナンバーからポップスまで
(当日のお楽しみ)
料金 : 一般 2500円、 中学・高校生 1500円、
小学生以下 1000円
(いずれもケーキセット代含む。)
(2) 7月の休業
定休日 7/3、10、17、24、31 の各火曜日
(3) 本日のコーヒー、紅茶
『キリマンジェロ』 通常480円 → 430円
『アールグレイ』 通常480円 → 430円
<本日のお知らせ>は以上です。
☆本日も当ブログにお立ち寄り下さり有難うございます。