店内の展示物 | 髭のマスターのブログ

店内の展示物



<お知らせ>

  ・ 4月の定休日 : 4/6、13、20、27  各火曜日

  ・ GW中の5/4(火)は通常営業とし、4/29(木)の『昭和の日』から5/5(水)の

    『こどもの日』まで休みなく営業いたします。

    5/9(日)~11(火)の三日間お休みいただきます。

  ・ 5/7(金)14:00~、 5/17(月)13:30~、 5/29(土)14:00~ は、

    それぞれ1時間から1時間半の間団体さまご利用につき貸切とさせて

    いただきます。



店内の展示物


当店は店内の飾り棚などにいくつかの郷土玩具などを展示しています。それは私、髭マスがカフェを企画した時から抱いていた構想で、実際に20年以上前から少しずつ買い求め入手していたものです。

あるお客さまから『せっかく展示し、説明文まで掲示しているのだからブログなどでも紹介したらいいのでは・・。』という提案をいただきました。

少しずつ取り上げてご紹介してみたいと存じます。


私、髭マスはサラリーマン時代に永らく東京で暮らしておりました。学生時代からの趣味で和楽器のアンサンブルを楽しんでおりますが、いまから32年前の昭和53年5月に東京・原宿において仲間とともに『 邦楽合奏団 翔(はばたき) 』というアマチュアの合奏団を結成しました。笛、尺八、三絃、琵琶、箏、十七絃箏、太鼓(平太鼓、桶胴、鼓、締太鼓、金鉦、木鉦、銅鑼、木魚、鈴・・・)などの日本の楽器だけの合奏団で、現代曲を中心に演奏活動しています。結成の翌年から毎年定期演奏会を開いており、今年は第32回目となります。


その合奏団でよく取り上げる作曲家が長沢勝俊氏で、氏の初期の名曲である『組曲 人形風土記』という曲は私の大好きな曲のひとつです。


『組曲 人形風土記』は全国の郷土玩具を題材として、長沢氏が和楽器のアンサンブルとして音楽性豊かに書き上げ、まとめたものです。

とりあげられた郷土玩具は、『ニポポ』(北海道)、『こけし』(東北地方)、『のろま人形』(新潟・佐渡島)、『流し雛』(鳥取県)、『きじ車』(大分県)、『木うそ』(福岡・大宰府)の6種類です。

それぞれ独特の持ち味があり、それを長沢氏が素晴らしい曲に書き上げていらっしゃいます。


その6種類の郷土玩具を私がその地方を旅しては購入して持ち帰り、また出向けないときは作者やその地の観光協会などに連絡をとって買い求め、少しずつ蒐集してきたのです。

それを当店の飾り棚で展示・ご紹介している・・という次第です。


前置きが長くなりましたが、これから少しずつご紹介してまいります。



(1) 『ニポポ』  ・・・ 『組曲 人形風土記  第1章 ニポポ』(長沢勝俊作曲) の題材


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北海道、樺太アイヌのマスコット。

ニポポとは木の小さな子または人形の意で、幸福をもたらしてくれると信じられている。このニポポは網走市観光協会より取り寄せたもの。


(2) 『こけし』  ・・・ 『組曲 人形風土記  第2章 こけし』(長沢勝俊作曲) の題材


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東北地方。

子供たちの玩具として作られていた、ろくろ製の木人形。地方や作者によって形態や表情が違う。このこけしは仙台で買い求めたもの。


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今後とも順次ご紹介してまいります。



平成22年4月25日(日)   髭のマスター