こんにちはニコニコ

 

現役ピアノ講師

そして

ピアノの先生の「心と教室」のサポーターの

さとうのりこです。

 

本日もご訪問ありがとうございます😊






年度の変わり目や発表会後は、 

どうしても卒業(=退会)が多くなる時期です。


 理由はさまざまでも、 

どの生徒も “自分のタイミング” を見つけて 次のステージへ進もうとしています。


 今日は、 

そんな大切な時期に先生ができる

 「寄り添い方」について書いてみたいと思います。



 ① これまで歩んできた道のりを、一緒に振り返る 


卒業が近づくと、

限られた時間ので、できるだけたくさんのことを教えてあげたい❗️と

ついついレッスンすることに焦ってしまいます。 


最後のレッスンが “いつの間にか過ぎていた” ということが多くあります。


 だからこそ、 

最後の数回はあえて少し時間をとって


 ・この1年でできるようになったこと

 ・変わったところ 

・嬉しかった場面  

・乗り越えたこと 


などを一緒に振り返ると、

 生徒の背中に「自信」という羽根が残ります。



 ② ピアノを離れても役立つ“力”を言葉にして贈る 


子どもたちは、 

ピアノの技術だけを学んできたわけではありません。


 ・練習を続ける粘り強さ

 ・目標に向かう姿勢

 ・人前に立てる勇気

・最後までやりきる力 


こうした力を “先生の言葉で” はっきり伝えてあげることは、 

大人になるまで残る宝物になります。


 ③ 卒業後のつながり方を提示する 


「もう来ちゃだめなのかな」 と子どもが思わなくていいように、

・いつでも見学においで 

・発表会は、今度はスタッフとして手伝ってくれると嬉しいな

・弾きたくなったら戻ってきてね 


など、 

“居場所は残っている” ことを伝えてあげると とても安心します。


 ピアノは、人生のどこかで また戻ってきたくなるものだからです



④ 先生自身の心も大切に


 生徒の卒業は、 先生にとっても一区切り。 


寂しさや喪失感があって当たり前です。 


「この子の成長をここまで見届けられた」 

という気持ちを ちゃんと認めてあげましょう。


その優しさが、 また次の生徒への温かさにつながります。 



⑤ 卒業は“終わり”ではなく“節目” 


ピアノを続ける子もいれば、

 一度離れてから戻ってくる子もいます。


 どちらも、その子の人生の歩みです。 


卒業を前向きな節目として見守れる先生は、 

子どもたちの心に 長く温かく残っていきます。 


まとめ 


卒業のときにできることは 些細なことに過ぎません。


 けれど、 その背中を送り出す時間こそ、 

教育の大切な一部分です。 


一人ひとりが歩んだ道を大切に、 

そして温かい気持ちで その子の未来を応援してあげたいですね。



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本日も最後までお付き合いくださり

ありがとうございましたお願い