土曜日は友人の狂言師キンキンさん(三宅狂言会ブログ)
、いつも演奏をご一緒しているじゅりさん
と私の3人で、パルテノン多摩へ。
1月の新宿レッドクロスでのイベントで初めて拝見した、小心ズ(ヤノミさん)出演のパフォーマンスイベントを観に行ってきました。
3月5日(土) パルテノン多摩
to R mansionプレゼンツ
『フライング シュワシュワ カーニバル』
出演:to R mansion 小心ズ
プレタポルコ(Tokyo Decadance)
11時/15時開演
ちびっこも大人も楽しめる、パントマイムなどのパフォーマンスをいくつか並べて1時間程度の上演時間に構成したステージ。
ヤノミさんは今日もぱあっとお花がいっぱいの衣装に身を包んだ白塗り姿で、元気よく「ミスしゃっくり」を演じてました。
ああ~、でも時間の関係か、私の好きな「目ん玉取り出してラケットでぽよ~んぽよ~ん(ネタバレな感じですみません」などを含む後半はカットになってしまってました。。。。残念。
最後はヤノミさんがお客さんをあおって、客席みんなで「手のひらを太陽に」をダンシング(笑)
なんだか子どもに返ったような楽しさでした!
多摩センから都心に戻ってきて、帰りに中華のお店でご飯食べました。
そのときに、ちょっと昔の話(大学時代の話とか)をして。
じゅりさんの先日の日記(筑波、TSUKUBA、つくば
)を読んで、私は実にいい話だと思ったんだよね。
ちょっとホロッと泣けてきたというか。
お世話になった方との再会や、自分の住んでいた学生宿舎を訪れて、「自分の青春は確かにここにあった、ここで得たものは大きかったのだ」ということを再認識できた、って。そんな締めくくり。
私も先日、偶然に大学時代の終わり頃の写真をたくさん見つけてしまって、しばし想い出に浸りながら
「私はホントに素敵な仲間に恵まれて、好きな勉強を思い切り出来て、充実した大学生活を送れたのだなぁ」「思えばなんて恵まれた日々だったんだろう」と再認識したところだった。
そんな話の中で
キンキンさんがさらっと言った一言に、またまた涙が出てきて困りました。
「俺?俺は今がいちばん楽しいよ。だって、辛いとき言えるから。」
うわ~、わかるわかる、その通りだ!!!!!
大人になると、ついつい私みたいに過去の想い出と今を比べて
うっかりすると昔は良かったなぁなんて思ってしまいがちだけど
昔の私は、辛くても言えなかった。苦しかった。
辛いよって言うことはダメなヤツのするもんだって思いこんでいたから。
だけど今の私は、辛くなったら言えるもん。ひとりじゃない。
そうだよ、今がいちばんだって胸を張って言えるじゃん。
じゅりさんは、「回帰」という言葉を使っていました。
「回帰」、か・・・。
「回帰」とは、決して後ろ向きに想い出に浸ることではないんだな。
今日は他にも、日頃はアホな話ばかりしててめったに話さない、音楽談義を延々と。とても楽しかった。
自分にはよくわからない感覚、っていうのもあるけれど
それはまた自分の糧にすれば良し、だよね。
この土曜日は長い時間、とても充実して過ごせたなぁ。
気心の知れた仲間と、こういう語りの時間を持てることも
「今」の私にとって「今」を生きる幸せのひとつなのね。
いつもありがとう。
そして今日は、家庭教師の仕事の隙間に、都内某所でじゅりさんとリハーサル。
早咲きのさくらが大きな花器にどーんと。
春よ、来い。
<出演情報>
聖路加国際病院トイスラーホール お昼のコンサート
3月11日(金) 12時開演 入場無料
Sax吉田充里 Pf水澤翠