食材には、体に及ぼす作用があります。
季節や体質・体調に合わせた食材を取り入れる
ことによって体の不調を改善するというのが
薬膳の考えです。
薬膳を効果的に取り入れるには、まず自分の
体質を知るところからはじめましょう。
先日のブログにも書きましたとおり、
薬膳料理は「気・血・水」のバランスを重要視
する東洋医学の考え方に基づいて作られています。
体質はこれら「気・血・水」の不足や滞り具合
によっていくつかに分けられます。
気虚(ききょ)・・・・気(エネルギー)不足
気滞(きたい)・・・・気の流れ(巡り)が悪い
血虚(けっきょ)・・・血が不足
瘀血(おけつ)・・・・血の巡りが悪い
陰虚(いんきょ)・・・体内の水分不足
水滞(すいたい)・・・水分の代謝が悪い
特徴として
気虚・・・疲れやすい、風邪を引きやすい、食後
すぐに眠くなる、下痢をしやすい
気滞・・・イライラしやすい、げっぷやおならが多い
生理前に胸が張る、のどがつかえた感じがする
血虚・・・眠りが浅くよく夢を見る、髪や肌が乾燥
しやすい、顔色が悪い、立ちくらみがある
瘀血・・・肩こり、クマができやすい、シミ・そ
ばかすが多い、アザができやすい
陰虚・・・のぼせがち、寝汗をよくかく、のどが
渇く手足がほてる、便秘気味
水滞・・・むくみやすい、下痢・軟便、雨の日に
具合が悪くなる、おなかがチャポチャポする
例えば「気虚」の人。このタイプはエネルギー
不足で身体は冷えてしまっています。
もし、この人がダイエットをしようと思って、
レタスやきゅうり、アスパラガスの入った
グリーンサラダや大根サラダ、ヘルシー食材の
こんにゃくや豆腐など低カロリーな食事を頑張って
食べたとしても多分痩せません。
実はこれらの食材は全て体を冷やす食材なのです。
身体が冷えている気虚の人がこの食事を
すると痩せるどころか逆に顔がむくんだり、
新陳代謝が悪くなったりするのです。
体質に合った食事をすれば体内のバランスが
整えられて新陳代謝が高まり、老廃物も排出
しやすくなってむくみの解消につながります。
ちなみに料理の温度は基本的に関係ありません。
冷奴でも湯豆腐でも豆腐は体を冷やす食材です。
ただし、湯豆腐を食べる時に温かいだし汁に
体を温める効果がある生姜やねぎなどを入れる
のは効果的です
また、緑茶も体を冷やしますので、気虚の人は
体を温めるほうじ茶がおすすめですよ。
季節や体質・体調に合わせた食材を取り入れる
ことによって体の不調を改善するというのが
薬膳の考えです。
薬膳を効果的に取り入れるには、まず自分の
体質を知るところからはじめましょう。
先日のブログにも書きましたとおり、
薬膳料理は「気・血・水」のバランスを重要視
する東洋医学の考え方に基づいて作られています。
体質はこれら「気・血・水」の不足や滞り具合
によっていくつかに分けられます。
気虚(ききょ)・・・・気(エネルギー)不足
気滞(きたい)・・・・気の流れ(巡り)が悪い
血虚(けっきょ)・・・血が不足
瘀血(おけつ)・・・・血の巡りが悪い
陰虚(いんきょ)・・・体内の水分不足
水滞(すいたい)・・・水分の代謝が悪い
特徴として
気虚・・・疲れやすい、風邪を引きやすい、食後
すぐに眠くなる、下痢をしやすい
気滞・・・イライラしやすい、げっぷやおならが多い
生理前に胸が張る、のどがつかえた感じがする
血虚・・・眠りが浅くよく夢を見る、髪や肌が乾燥
しやすい、顔色が悪い、立ちくらみがある
瘀血・・・肩こり、クマができやすい、シミ・そ
ばかすが多い、アザができやすい
陰虚・・・のぼせがち、寝汗をよくかく、のどが
渇く手足がほてる、便秘気味
水滞・・・むくみやすい、下痢・軟便、雨の日に
具合が悪くなる、おなかがチャポチャポする
例えば「気虚」の人。このタイプはエネルギー
不足で身体は冷えてしまっています。

もし、この人がダイエットをしようと思って、
レタスやきゅうり、アスパラガスの入った
グリーンサラダや大根サラダ、ヘルシー食材の
こんにゃくや豆腐など低カロリーな食事を頑張って
食べたとしても多分痩せません。

実はこれらの食材は全て体を冷やす食材なのです。
身体が冷えている気虚の人がこの食事を
すると痩せるどころか逆に顔がむくんだり、
新陳代謝が悪くなったりするのです。

体質に合った食事をすれば体内のバランスが
整えられて新陳代謝が高まり、老廃物も排出
しやすくなってむくみの解消につながります。
ちなみに料理の温度は基本的に関係ありません。
冷奴でも湯豆腐でも豆腐は体を冷やす食材です。
ただし、湯豆腐を食べる時に温かいだし汁に
体を温める効果がある生姜やねぎなどを入れる
のは効果的です

また、緑茶も体を冷やしますので、気虚の人は
体を温めるほうじ茶がおすすめですよ。
