先日、Q&Aで
≪読み解きよりも、心に寄り添うことを大切に≫
というお願いをしました
これは、セラピストとして経験を積んできた石合の
失敗や体験から気づいたことなのです。
カラーセラピーを学び始めたころ私は
子育て中のママや子どもの心をサポートしたい
子どもの心をママに伝えたい
社会にお役にたてる仕事をしたい
という、大きな理想に燃えていました。
小学校の学童保育にボランティアで行かせてもらったり
地元の児童館のアートクラブの講師をさせていただいたり。
その中で、カラーセラピーやパステルアートで出てくる
子どもたちの心の色を
なんとかママに伝えたい、先生に伝えたいと思っていました。
ママたちに、
「今日はこんな感じの色だったので
こんな気持ちかもしれません
お話を聞いてみてくださいね・・・・」と
私は、ありったけの愛をそそいだつもりになっていました。
ところが
「“アートの先生に、こんな風に言われるから
この色は使っちゃいけないよ”と、お母さんに言われた」
子どもから、この言葉を聞いたとき
私の伝え方が間違っていたことに気づいたのです。
そのままの心をわかってほしかった・・・・
だけど、ママにとっては
自分の子育てを責められている
と、感じてしまったようです。
色彩心理テストになってしまっていたのでしょう
私の中に 教える 変える
というような、気持ちが先走っていたのかもしれません。
中学時代、大反抗期を過ごした三女と苦悩した日々。
その時に先生からかけられた
「おかあさん、お子さんをよく見てあげて下さいね」
という言葉ー。
とても、心に突き刺さったのを覚えています。
わかってる、自分でもなんとかしたい。
そんな気持ちから
自分の子育てを批判されているように聞こえたのです。
だからこそ、ママたちの気持ちをわかってあげられる
と、自分では思っていました。
あなたを責めているのではないよ、と。。。
だとしたら
あのときの私の伝え方では、伝わらなかったのです。
色彩心理の読み解きを伝えることが
ママの気持ちをわかってあげられる事や
子どもの気持ちをサポートすることではないのです。
子どもたちやママたちに伝えることは
「ありのままのあなたでいいんだよ
今日はこんな気持ちなんだね」
と、寄り添ってあげることなのだと思います。
読み解きよりも、大切なこと
それは
心に寄り添ってあげること
リードインストラクターさんの、愛深い想いが
カードを選んで下さる
ママや子どもたちに
届きますように・・・。
石合鶴英