
奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
今日は、先日ご入会された、新郎サン2号『幸せサプライズ』の初めてのレッスンでした。
この方は、子どもの頃、『オルガン教室に2年』通っていたという経験をお持ちです。
そのあと、20年以上は全くピアノとは関わらず、とのこと。
ご本人は、『全く初めてと変わりない』とおっしゃいますが、そこは違うとお話しました。
とりあえずは、ぼんやりとでも、ト音記号は読める、音符の長さや、シャープという言葉も聞いたことがある。
ヘ音記号は、読めない、けど、かなをふれば、弾くことができる。
今日は、『どんな症状』かの問診と、最初のページの符読み。
大人の方には、いつも『自転車』にたとえたお話をさせていただきます。
子ども頃、自転車(補助輪なし)に乗れた。
それから、20年以上自転車に乗っていなかったとしても、また乗ろうと思えば、最初はぐらぐらしたり、よろけたりしながらも、勘を取り戻し、やがて、ゆっくりでも、まっすぐに走れるように、乗れるようになる、と。
ピアノも同じで、何十年かのブランクがあっても、おぼろげでも思いだしながら、また、全く忘れていることも、何かのきっかけで思い出すこともある。
今から、全く初めて自転車に乗ります、初めてペダルに足をかけますって人とは違いますと。
全くのゼロからの出発と、たとえ0.1でも『経験値』があるのとでは、スタート地点が10倍も20倍も違うこと。
ドの場所や、ピアノって、右側に行くほど高い音になっていくこと、1拍と『はく』と数えること、音符の種類、指に番号がついていること‥その他、諸々の基礎的なことからお教えした、先のbutterflyの方からすれば、
この方は、忘れている部分はあるにしろ、お話すれば、あぁ‥!と思い出してきます。
見れば、手の形もそこそこいい(笑)
昔、鍵盤を触っていたことのある手
をされています。全く初めての方は、独特の手の形があります(^_^;)
レッスンを進めるたびに、
『うわぁあ~!こんなことになるんですね~

を 連発されてましたが、大丈夫です。
出来ますって(^_^)v
この方も、今日のレッスンの帰りに、
『キーボードを買います!』
って帰っていかれました。
ご実家には、ピアノがあるそうですが、練習可能でしょうかね。
頑張りましょう
