その昔は、『はぁ


と思ったことが今、身にしみて『あの時の、あれ、わかります

ってことがあります。
ヤマハで教えていた頃の私。そうですね、年は27歳くらいでしたか (若い

当時、結婚はしていたけれど、子供はいなかった。
中学生のグループレッスンを前の先生から引き継ぎ、その中に1人だけ『グレードテストに落ちた』生徒さんが、いたんです。
なんで、落ちたんだろう…。あのテストが不合格だなんて、よっぽど何かしないと落ちないはずなのに…。
って思いました。
しかも、グループレッスンなんで、その子だけ、追試テストのレッスンとか、出来ないんですよね。
たぶん私も、特別に時間を取ってレッスンすることもしないし、放置してたんだと思います。
(実際、時間的、物理的に無理だったと思います)
引き継いで、何回目かのレッスンの時に、お母さんが、小さな菓子折りを持って、お見えになりました。
『1人だけ、不合格になって、お手数とお世話をおかけします』
ということを言われたと思います。(なにぶん、15年以上前の話です。ハイ、年バレます(笑)
そして、最後に、
『


って、言われたたんです。
ハイ…

今なら、わかるんです



ということが、どういうことなのか…。
どんな気持ちで、お母さんは、そのことを私に言ったのか…。
しかし

当時の私は、わからなかった

はぁ


こんな簡単なテストの合格を 家族が応援してるだって

って…、ごめんなさいデス。
子供を持つ母親になって初めて、あの時の、自分の未熟さや、愚かさがわかります。
今は、子供たちが、やれ、テストだ、試合だ、というたびに、
『お母さん、応援してるからな



と言っては、子供に『いらん

『フレ~






と、めっちゃ迷惑な顔されながらも、子供の後ろから歩いて、必死でフレ~


最近は中間テストで、息子に拒否られながらも、また先日の娘の受験の時には、思いっきり『フレ~


親歴17年。親になるって、大変ですね。