何センチとかじゃなくて…。 | 奈良市音楽教室【やまなかみゆきピアノ教室】おんぷのつぶやき

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音楽教室を運営しながら、同じピアノ教室の仕事をされている先生方との交流を深め、日々、思うことや感じたことを 書きなぐり?ぃぇ、書き散らし?ぃぇ、書き綴ります。無料体験レッスン随時受付中!

日々のレッスンで、

『そうそう今の』

とか

『それそれ~音符そのまま~音符

って言いながらレッスンしておりますが、

こうだよ、ああだよ、と言いながら、生徒ちゃんが、それをキープしながら弾いている時に

『それそれ~』

『今の~、それ』

って。

結局のところ、理屈や説明じゃなくて、

キラキラ感覚キラキラ

の部分を私たちの仕事って、伝えようとしているのではないか、と思います。

2オクターブくらい跳ぶ音がある時に、

何センチ開いている、とか、
何センチ離れているから、

とかじゃなくて、
理屈抜きで、その音に手が、指がいく。

生徒ちゃんには、

『みゆき先生の手は、これだけ跳ぶと、ここ(2オクターブ離れた音)に届くけど、○○ちゃんのお手手と、先生の手の大きさは違うでしょ。だから、これだけ、っていうのが、皆違うのよ、それが、感覚っていうのかな、何センチ、とか言うんじゃなくて…』

なんて話しながら…。

もっとスタッカート音符とか、

もっと強く音符

とか、この『もっと』の部分は、あと何センチとか、何ミリとかじゃない

感覚

昔、先輩の先生が、

『私たちの仕事って、も~っと右、とか、も~っと左とか、真ん中を歩いてもらうために、そんなことばかり言っているけど、真ん中を歩いてもらうために、私たちが、ブレたらだめなんだ』

みたいなことを言ってらっしゃって、若い私は、なんのこっちゃ?と思っていたのだけれど、
最近、あの時の先生の言いたかったことが、わかるようになりました。

ピンぼけから、クリアになる…。

生徒ちゃんと一緒に、先生も成長しますニコニコチョキ



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