楽譜の処方箋 | 奈良市音楽教室【やまなかみゆきピアノ教室】おんぷのつぶやき

奈良市音楽教室【やまなかみゆきピアノ教室】おんぷのつぶやき

音楽教室を運営しながら、同じピアノ教室の仕事をされている先生方との交流を深め、日々、思うことや感じたことを 書きなぐり?ぃぇ、書き散らし?ぃぇ、書き綴ります。無料体験レッスン随時受付中!


今日は、久しぶりに楽譜売場に行きました。


世の中のピアノの先生は、どんな楽譜を使って教えておられるのだろう、
と、思います。

楽譜って、もちろん、この楽譜(テキスト)が、最適だと思って、それを使用する訳ですが、

どんなに、『この楽譜(テキスト)は、優れている』
『この楽譜は、素晴らしい内容』
といわれていても、
いざ、使ってみると、

合わない…汗

ということが、あります。

この生徒さんには、これがいい、と思って、
また、自分が勉強してきて、これはいい、と思っていても、違う…。

テキストって、薬のような、処方箋みたいだなぁと思う時が、あります。

どんなにいい薬でも、
万人に効く薬でも、
特効薬と言われる薬でも…。

人によっては、合う、合わないがあって、

ましてや、副作用が出るような、薬もあって。

楽譜(テキスト)も、合う、合わないがあって、
それでも、副作用が出ていても、使い続けて…。


昔、『ピアノやめる…汗
と言って、泣きながらレッスンに来て、 理由を聞くと、

『この本が、イヤだから~あせる

と言われて、

『好きな本はどれ?』

と聞いたら、ハノン1冊だけを手に取り、

『あとは、全部キライ』

と言われ、がく然としたことがあります。

ハノンを残して、後の本を全部変えたら、

その生徒ちゃんは、また、生き生きとピアノを弾き、
楽しそうにレッスンに来るようになりました。

副作用、出まくりだったんですね。

『ハノンだけ』…っていうのも、ショックでしたがあせる


他のお教室の先生は、テキスト選びをどうされているのか、と思います。

楽譜売場で、明らかに『この人、同業者だな…』って人が、
自分の横で、棚から楽譜を手に取った時、
何を取ったのか、気になり、
チラ見してしまうのは、
私だけでしょうか…(^_^;)



【やまなかみゆきピアノ教室】