私はまだまだ『籠の中の鳥』だと思います。母との共依存生活は形だけ終えたけど、心理的には鎖に繋がれている。身心共に自由とはいきません。母の手の内にいるような、呪をずっとかけ続けられているような。実家から巣立っていけないのが、全てを証明しているように感じます。
まだ母から「もうアンタの自由にして良いよ」と言う許可を求めてるのか。仲間の鳥が来て、鳥かごの扉を開けて「一緒にいこう」と迎えに来てくれるのを待っているのか。自分1人の意思では飛び立てない、足元がすくむ引っ掛かりがある。もう自分で決めて生きて良いのに。
先日カウンセリングの場で出てきた『私には出来ない』の呪い。全てにおいて「私には無理」から始まって、一度に完璧を求めている自分。そして質問することも助けを求めることも、重大な罪みたいに思っている。だから一度で必ず成功しなければというプレッシャーと恐怖。
小学校低学年の時に母と勉強する流れがこれでした。一度で問題文を理解して正解の答えが言えないと激しい叱責。そんなの無理な話です。毒親ってそぐわないものを求め、それに気が付けない。子供の頃の私はどれだけ困惑し混乱したか。なぜ優しい親に恵まれなかったか残念です。
