労働安全衛生法では雇用主が労働者に対して検診を受けさせる義務を定めていますが

私の職場 × 私のような超短時間労働ではそのあたりがユルユルで

最低限(結核=感染症防止のため)X線だけ受けていればOK

(X線検診車は毎年1回職場に回ってきてくれる)という状態が続いていて

面倒くさがり&医者嫌いの私は定期健康診断をずっと受けていませんでした。

 

しかし1年前に耳下腺がんになってから自分の健康について考える時間が増え

年齢的にも体に不具合が出やすくなってきて

定期健康診断についてもいろいろ迷いが生じてきました。

毎年欠かさず受けて病気や危険因子を早期発見し健康に努めた方がいいのではないか?

検診など受けず知らぬが仏で気楽に生きて死んでいくのもひとつの生き方ではないか?

以前ブログにも書きました。

下差し 読み返すと、なんともジメッとした内容で恥ずかしいかぎりです)

 

 

 

迷いながら今年度の終わりが近づき「受けたくなったら来年度受ければいいや」と

思いを決めた矢先(2月)、県から健診のお知らせが届きました。

申し込みの締め切りを伸ばしましたよ、今年度最後の機会ですよ、と。

それで気持ちがグラッと揺らいで勢いで申し込み、検診を受けてきました。

基本的な内容(採尿、採血、身長・体重・腹囲測定、問診、診察)に

無料のオプション(眼底検査)だけつけて。

 

結果は何日後にくるのかなぁ

生活改善が必要になるかなぁ(なにせダラけきってますから)

要精検が出たら面倒だなぁ

どんな結果が出るか、ちょっと怖いです。

 

それにしても、今まで何年も面倒がって二の足を踏み続けていたものを

一瞬の判断で行動に移すなんて・・

あの瞬間はきっと魔がさした(笑)んでしょうね、いい意味で。

「最後のチャンス」なんて言葉に突き動かされる軽薄さ、勢いで実行する行動力、

自分にもそんな一面があったんだなぁと驚きました。

 

今回健診を受けたことで、凝り固まっていた気持ちが少しほぐれました。

どうせいつかは悩む、同じ悩むなら、

悪い結果を想像して悩んで縮こまって何もしないでいるよりも

やってみてその結果でその後どうするか悩んだほうが建設的かも、と。

 

次回からは必要に応じて有料オプションもつけながら

毎年健康診断を受けようと思います(面倒くさがりの私のこと、

気が変わってすっぽかす可能性も大いにありますが)

 

   割り箸  餅  割り箸  餅  割り箸

 

朝食抜きだったのでお腹ペコペコ、検診が終わって速攻で近くの蕎麦屋へ。

鍋焼きうどんを注文したらものすごいボリュームでした。

(山菜、青菜、かまぼこ、揚巻ゆば、揚げ卵、海老天、お餅まで!)

伸びの良いお餅とシコシコのうどんに甘めのお汁が絡み

お腹の中から体が温まりました。