自宅や職場は北関東の山中にあり、温泉や紅葉目当ての観光客がよく訪れる場所。
通勤中にはカメラを構える人をたくさん見かけましたが
正直言って、今年の紅葉はこれまででワースト1![]()
こんな(ハッキリ言って汚い)紅葉でも喜んでいただいて申し訳ないというか
本当はもっと綺麗なんですよ!と弁解したいような悔しい気持ちというか
本当に今年は残念な紅葉です。
車のダッシュボードの上にスマホを固定して通勤路の眺めを録画し
映像の中からできるだけ綺麗なところをスクショしましたが、
青空の美しさとは対照的に山肌はあまり色付いておらずくすんでいます。
温暖化のせいか、年を追うごとに紅葉時期がどんどん遅くなり
(30年前からすると紅葉時期が1ヶ月ちかく後ろにずれ込んでいます)
鮮やかさも減って色づく前に枯れ散ってしまう木も増えました。
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さて話は変わり、昨日久しぶりに実家の母と姉に会ってきました。
(母の病院の送迎をしたり姉を買い物に連れて行ったり、1日お抱え運転手役)
おしゃべりの中で姉から聞いた気になる話がありました。
姉の友人の従姉妹さんが、希少ガンで亡くなったそうです。
最初はデリケートゾーンが痒くなり
場所が場所だけに恥ずかしくてなかなか受診できず
よくよくになってから婦人科を受診したところかぶれと診断され
塗布薬を処方されて一時的に回復したもののまた痒くなり
そのうちグジュグジュとしてきて細胞診をしたらガンだったと。
発症から亡くなられるまでの期間は正確にはわかりませんが
話を聞く限りでは早かったようです。
男性はどうかわかりませんが、女性は更年期を迎えると
肌が乾燥しやすくなって痒くなることはよくあることだと思います。
陰部に限らず背中や腕や全身どこでも、冬になると乾燥して痒いなんて普通にあります。
でも痒みからガンに思いが直結する人なんてあまりいないと思います。
ガン発覚の前に思い起こせばそこに痒みを感じたという話はときどき聞きますが、
単なる乾燥肌、あるいはかぶれとか虫刺されだと思っていたらガンだったなんて・・
ガンという病気はどこに潜んでいて、どんな前兆を見せ、いつ発症するか、
本当にわからないなぁとちょっと恐ろしく思いましたが、
ガンは誰の体の中にもあるもので発症するかしないかの違いだけという話も聞くので
実はとても身近な存在なのかもなぁと最近思うようになりました。
身近にあって誰にでも発症しうるものと思えば無闇に恐れることもなく、
発症しない・発症しても進行しないように上手に飼い慣らせばいいだけのこと、
そんなふうに思えてきます。
まぁ、その「飼い慣らす」のが難しいのでしょうけれど、
そこが本人と医者の腕の見せ所と思えば闘う勇気も湧いてきそうです。
私自身も耳下腺がんという希少ガンを発症しましたが
ここから知力と精神力の見せ所、人間力を成長させるチャンス!
と思って前向きにいきたいな〜と思いました。
希少ガンといっても探せば意外とお仲間はいるものだし
サバイバーさんたちの様子を知るにつけ
私も負けてはおれぬと力が湧く思いがします。
紅葉はイマイチだけど天気が良くて気分も晴れ晴れ、単純なecoです。

