耳下腺がんとの診断がおりてから2日後、
長女と長女の彼氏が我が家に遊びにきてくれることになりました。
それまで腫瘍ができたことも手術のことも内緒にしていましたが、
私の顔面神経麻痺を見たら、イヤでも病気がバレてしまいます。
少なくとも腫瘍を摘出したことだけは白状しなければなりません。
腫瘍ができて摘出手術を受けたこと、
それに伴いしばらくの間顔面神経麻痺があること、
これらを伝えるのは確定です。
では、がん宣告についてはどうする?
心配かけたくない気持ちはわかるけれど
もし内緒にされていて後からわかったらどう思う?
自分の身に置き換えて考えたら、早く教えて欲しかったと思うだろう。
娘には包み隠さず話した方がいい。
夫からはそう言われました。
たしかに、そう、だね。
今後、病状や治療がどんなふうになっていくかわからないけれど、
少なくとも今、私は元気だし
がんという事実を受け止めることができている。
この姿を見せて話をすれば
娘たちは余計な心配をせずに済むのではないか、
ちゃんと理解し気持ちに整理をつけて
今後どんなことになっても対応できるのではないか、
彼女たちなりのやり方で私を励ましてくれることだって
あるかもしれない。
そうすれば私も心強いし
いざとなったときには心置きなく死んでいける。
娘たちにはがん宣告も含めて
今わかっていることを全部伝えることにしました。
左から、とちあいか、スカイベリー、とちおとめ。
B品なので大きさや形は代表的なものと少し違っていますが味はバッチリ。
比較的新しい品種のとちあいかとスカイベリーは
酸味が少なく甘い印象だけが残る感じです。
でも私は、昔ながらのとちおとめがいちばん好きだな〜と思いました。
甘味と酸味のバランス、爽やかな香りを楽しめるのはとちおとめだと思います。