6:40
検温、血圧測定。どちらも普段より少し高め。
体が頑張っている証拠だね。エライぞ、私の体。
ドレーンに溜まっている血液・浸潤液を捨てる。
量は25ml(看護師さん云はく「標準的な量」だそうです)、赤い。
導尿菅を外す。
「大きく息を吸って〜、吐いて〜」という看護師さんの声、
息を吐いて脱力した瞬間に合わせて管を抜く。
ちょっと痛かった。
ここで初めて、自分がパジャマもパンツも履いておらず
オムツを当ててもらっていることに気づく。
着ているのも浴衣のような手術着のままだ。
そういえば手術直前にパジャマの上は脱いだけれど下を脱がなかった、
導尿すると聞いていたのに脱がなくていいのかな?と思った記憶がある。
きっと麻酔で眠っている間に脱がせて導尿管を入れたのだろう、
恥ずかしさや痛みを感じさせない配慮なのかな。
手術時に脱いだパジャマと下着は
綺麗に畳まれて病室の椅子に置かれていた。
たくさんの医師と看護師さんに
いろんな形でお世話になっているんだなぁ。
ありがたい。
7:40
朝食。手術直後だというのに普通食が出てきたのに驚く。
内科の病気じゃないからか・・。
ロールパン2個、牛乳1本(200ml)、
厚切りハムとほうれん草のソテー、ジャムとマーガリン。
丸1日以上絶食状態だったので軽々と完食。
8:15
ナースステーション横の処置室で、朝の診察。
手術後初めて歩くということで
転倒防止のため看護師さんがついてくれる。
点滴スタンドをガラガラと引いて診察室まで
フラフラすることもなく普通に歩けた。
H先生の顔を見るとなんだかホッとする。
傷や顔面神経の具合を見てくれる。
ベッドに戻るとき、洗面所の鏡に映った自分を見て驚いた。
顔がむくんでパンパン!だれ、これ!?
でも頬がふっくらしてシワが伸びて
20歳は若返ったんじゃないかしら。
かえってこのままのほうがいいかも・・
(残念ながら翌日には元のシワ顔に戻っていた)
この下、血液の入ったドレーンの写真を載せます。
苦手な方はスクロールしないでくださいね。
いいですか?
いきますよ?
手術跡から出る血液・浸潤液を体外に出すのがドレーンの目的。
手術箇所の近く(私の場合は首)に針が刺さっていて
管を通して液体がこのパックに溜まります。
トイレなどで歩き回る際は首から下げた袋にこのパックを入れます。
どこにいくにも一緒。
邪魔だけど、最後には相棒みたいな気持ちになりました(笑