Bacosol Tinto Bio ○ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

 

バコソル ティント ビオ

 

生産地:スペイン

生産者:ボデガス・フェルナンド・カストロ

品種:テンプラニーリョ

色:スモーキーなレンガ色

香り:ワインとしては初めての個性的な香り

   キヌサヤのアクを強烈にしたような?

   たまり醤油?

ボリューム:軽い○○●○○重い

タンニン:控えめ○○○●○強い

甘味:ドライ○○○●○甘い

酸味:まろやか○○●○○シャープ

果実味:スパイシー○○○●○フルーティ

飲んだ日:2024.12.9.Mon ~ 10.Tue

購入日:2024.8.29.

購入場所・値段:珈琲問屋 1334円

 

甘いがアルコール感もしっかり。
古酒風の独特な香りとキャラメル感。
ビロードの食感と甘酸っぱい果実味の
コントラストが楽しい。
見た目(深いレンガ色)やタンニンの強さで
一見ランクの高いワインに錯覚するが、
その割にボリュームは軽く
後半はチープな香料・着色料まみれのキャンディ
のような風味で現実に引き戻される(笑
とは言え、意外にもコクはそこそこ有り。
不思議でついついクセになる味わい。
 
2日目になると独特の香りが飛び
尖ったアルコール感も抜け
フルーティさが増して飲みやすい。
 
 
紙製ボトルだが
フレッシュキープボトルのように
中にアルミ袋がある構造なので
紙の匂いがつく心配は無用。
軽くて中身が見えないせいで
ワインの残り量がよくわからず
あと少ししかないだろうと勢いよく注ぐと
思ったより残っていたという楽しみ(?)有り。
でも私はやっぱり普通のガラス瓶がいいな。
 
4ヶ月ぶりのワインで酔っちゃうかな?
という心配もなんのその
しっかりテイスティングできてホッ。
ただ香りについては経験不足が痛い。
私は結構鼻がいい(敏感)なので
微妙な香りも感じることができるのに
「○○のような香り」という例えが
スッと思い浮かばない。
感じたことをふさわしい言葉に置換する
ことができないのは経験不足だから。
フランスのワイナリーでは
いずれ家業を継ぐはずの子どもたちに
幼い頃からさまざまな経験をさせ
香りやその他たくさんの記憶や知識を
持たせるという話に納得。