Tortoise Creek Zinfandel The Chelonian 2019 ◎ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

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   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
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   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

 

トータス・クリーク

 ジンファンデル

 ザ・チェロニアン 2019

 

生産地:U.S.A、カリフォルニア

生産者:トータス・クリーク

品種:ジンファンデル、タナ、プティ・シラー

色:深いガーネット色

香り:花、ウリ科の実、フローラルな香料(化粧水)

ボリューム:軽い○○○●○重い

タンニン:控えめ○○●○○強い

甘味:ドライ○○○●○甘い

酸味:まろやか●○○○○シャープ

果実味:スパイシー○●○○○フルーティ

飲んだ日:2022.12.30.Fri

購入日:2022.11.10.

購入場所・値段:フィラディス・ワイン・クラブ

   6本セット1万円(1本あたり1666円)

    *参考価格(ネット調べ)2200円

 

フローラル系のスパイシーさ、
柔らかな甘味とほろ苦さが印象的。
酸味はほとんどなく穏やかな飲み口。
余韻にメープルシロップ。
香りが個性的でボリューミーだが
推しが強いということはなく
素直で飲みやすいワイン。
 
以外にもニンニクとの相性は良くない。
(ニンニクの強さが
 ワインの繊細さを隠してしまう)
豚肉ソーセージ、チョコとよく合う。
 
 
ジンファンデルは19世紀中頃に
アメリカに持ち込まれたもので、
遺伝子学的にはイタリアのプーリアで
栽培されているプリミティーヴォと同種。
ひと房の中でも不均一熟成で
収穫の直前に糖分が急増する。
果実味は生のベリー系よりも
ドライなプルーン、アプリコット、プラム系。
 
タナは通常フランスの
バスク・ピレネー地方で栽培されていて
丈夫で収穫量も多い。
タンニンが強くて色が濃く
他の品種と混ぜてバランスを取ることが多い。
よくできたものはフルボディの長熟ワインになる。
ラズベリー、ドライアプリコット、
アメリカンチェリーなどの熟した果実味を持ち
アルコール度高めのコクのあるワインとなる。
フランス南西部で作られる銘酒
アルマニャックの原料にもなる。
 
プティ・シラーは南仏のシラーとブールサンの
交配種であるデュリフと同一品種だが、
現在ではほとんどが
アメリカのカリフォルニアで栽培され
ジンファンデルとともに州を代表する品種となる。
ブラックベリー系の力強い果実味を持ち、
以前は補助品種としてブレンドされていたが
現在ではプティ・シラー主体のワインも多い。