最近とんとワインを飲んでいませんでした。
というかお酒全般から遠ざかっていました。
飲まない方が体の調子がいいから。
飲むとすぐ眠くなって何もできなくなるし
つい食べ過ぎてなんとなく体も重くなります。
飲みたい夫にはひとりで焼酎など飲んでもらって
私は白湯で付き合うのが最近のパターン。
そんな中で久しぶりにワインが飲みたくなり
開けてみたのがこちら。
イル・ヴァレンティアーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
カンポ・ディ・マルツォ 2017
生産地:イタリア、トスカーナ
生産者:イル・ヴァレンティアーノ
品種:ブルネッロ
ブルネッロはサンジョヴェーゼの中でも
高品質なDOCGワインを作る高貴品種である
サンジョヴェーゼ・グロッソの
モンタルチーノでの呼び名。
色:クリアなレンガ色
香り:ベリー、小さくて固い赤い実、カラメル、
快晴の乾いた空、日陰の石畳、バニラ、鉄
ボリューム:軽い○○●○○重い
タンニン:控えめ○○●○○強い
甘味:ドライ○●○○○甘い
酸味:まろやか○○●○○シャープ
果実味:スパイシー○○●○○フルーティ
飲んだ日:2023.2.18.Sat ~ 22.Wed
購入日:2022.11.10.
購入場所・値段:フィラディス・ワイン・クラブ
6本セット1万円(1本あたり1666円)
*参考価格(ネット調べ)2400円
滑らかなビロードの舌触りとドライ感。
皮や種まで含めた丸ごとのぶどうを感じさせる
果実味と嫌味のないほろ苦さ。
若いオレンジのような繊細な酸味が漂い
数十秒遅れて優しい甘味とバニラ感が現れる。
長い余韻にはカカオや花のニュアンスも。
すべてがゆったりと穏やかに流れる。
合わせる相手によって料理もワイン自身も
穏やかながら楽しい化学変化が起きる
新発見マリアージュ。
(果物はよりフルーティに、肉は味わい深く、等)
2日目。
1日目のクリアな印象はやや弱まり
甘味とベリー感が増して親しみやすい感じに。
間が空いて抜栓後5日目。
基本的な味わいは2日目と同じで
さらに苦味が増す。
苦味が得意ではない私には
美味しさのピークを越えてしまった印象。
1〜2日目の変化が劇的で面白かった。
南イタリアの濃ゆいワインが好きで
キャンティなどには目もくれぬ
(むしろ好きじゃない)私だけど
このトスカーナ産は美味しかった。
やはりお値段の違いか
2千円台になるとできが違うな〜。
(いつも千円台のワインがほとんどだからな・・)
昔は夫と2人で飲んで
ひと晩で1本空けるのが普通で
2本空けちゃうこともあったけれど
最近ではふた晩で1本のペース。
今回は3晩かけました。
もうこれくらいのペースでいいのかも。
アルコールに弱くなった・・年齢のせいかな。
無理しないで調子にも乗らず
楽しく飲める範囲を心がけたいな。