通勤路 part2 |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

前回の記事では

最初の写真(職場の桜満開の様子)以外は

フロントガラス越しの動画をスクショした写真で

画質が悪かったのが残念だったので、

昨日の仕事帰りに改めて車を停めて外に出て

写真を撮り直してきました。

 
ハゲボウズの木ばかりでまだ冬感が残っる山の上に
何かが見えますよ。

 

午後3時半ごろなのに月が見えたのでした。

 

この状況で思い出したのは万葉集からの一首。

 

東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ

 

中学校の国語の教科書にあった歌で、

私にとっては深い意味(世代交代)があることよりも

まず目に浮かんだ美しい情景のインパクトが大きく

今でも覚えているくらいとても印象深い歌です。

 

時間と方角は正反対になりますが

私もまさに太陽と月の間に挟まれ両方を見られる状態、

柿本人麻呂と同じだなぁと思って車を停めた次第です。

 

もう少し車を走らせてダム周回路に入り、

こちらでは太陽の方を意識して撮ってみました。

 

 

太陽の作り出す光と陰、ダイナミックな演出です。

 

 

湖畔に咲く桜&新緑の、水面との色のコントラスト。

日本の山って本当に美しいなぁ。

 

光と山肌の織りなす春の光景に見とれ、

仕事を終えての開放感も相まって

癒されつつ心躍るひとときとなりした。