シュフマン ムツヴァネ 2018
生産地:ジョージア
生産者:シュフマン
品種:ムツヴァネ
色・粘性:ベージュがかった濃いゴールド、粘性は強め
香り:キヌサヤ、はちみつ、黄〜橙色(果実は淡色)の果実
ボリューム:軽い○○●○○重い
タンニン:控えめ●○○○○強い
甘味:ドライ○○●○○甘い
酸味:まろやか○○○○●シャープ
果実味:スパイシー○○○●○フルーティ
飲んだ日:2021.1.22.Fri ~ 23.Sat
購入日:2020.11.15.
購入場所・値段:楽天24 1274円
トロリと濃厚な甘味としっかりした辛味が同居するアタック。
後半は果実味(パイン系)豊かでシャープな酸味が膨らみ、
石灰系のミネラル感を伴う苦味も出現。
全ての要素がゆっくりと尾をひく余韻だが、
特に印象が強いのは苦味と辛味と唇に残る甘味で、
辛味は舌を刺激する感じが心地良い。
強い酸味と苦味がこのワインの個性のひとつと言えそうだが、
私にはどちらも強すぎると感じられてしまう。
ただサッパリしたワインなので料理には合わせやすく、
特にベイクドポテトとの相性は抜群(ワインの苦味も弱まる)。
ムツヴァネはジョージア語で「緑の」の意味。
果皮が薄くタンニンが控えめな品種で、
ステンレスタンクで醸造すると
しなやかで口当たりのいいワインができる。
白桃やドライフルーツの風味、華やかなアロマを持ち、
ミネラル感にも優れる高貴な葡萄。
クヴェヴリ(ジョージア伝統の土器)による醸造では
アプリコットやドライフルーツの風味が増し
フェノール樹脂や桐のニュアンスも現れる。
う〜ん、説明↑にあるような風味は
あまり感じられなかったかも・・。
確かに口当たりはよくミネラリーだったけれども。