Masso Antico Fiano Appassito 2018 ◎ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

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   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

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マッソ・アンティコ フィアーノ

 アパッシート 2018

 

生産地:イタリア、プーリア

生産者:シェンク・イタリア

品種:フィアーノ

色・粘性:明るめのゴールド、粘性は中庸

香り:キヌサヤ、グレープフルーツ、キウイ、はちみつ、桃

ボリューム:軽い○○●○○重い

タンニン:控えめ●○○○○強い

甘味:ドライ○○○○●甘い

酸味:まろやか○○●○○シャープ

果実味:スパイシー○○○●○フルーティ

飲んだ日:2020.4.3.Fri ~ 4.Sat

購入日:2020.1.19.

購入場所・値段:セラー専科(ネット通販) 1100円

 

デザートワインと言いたいくらいに甘い。

飲み進めるごとに酸味、苦味、辛味が表に出てくる。

ミックスジュースのような濃厚な果実味がふんだんに。

余韻には桃、マンゴー、ドラゴンフルーツのアロマ。

2日目にはナッティなコクも少し。

せっかくの南国果実の濃厚な風味を楽しむためにも

がぶ飲みよりチビチビといきたいワイン。

 

フィアーノはイタリア南部で古くから栽培されている品種だが、

果粒が小さくて果皮が厚く果汁が少ないため採算性が低く

19~20世紀に多くが別品種の葡萄に植え替えられ激減した。

しかし古くからの土着品種を求める声が活性化する昨今

見直されフィアーノの栽培も少しずつ増加傾向にある。

糖度が高く、出来上がったワインはボリュームがあり、

花や蜂蜜のアロマを持ち、

熟成するにつれスパイスやナッツの香りが増す。