室内楽 @ こうとう |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

長女が参加した演奏会(室内楽)に行ってきました。

 

ティアラこうとう小ホールは

こじんまりとしていながら音響がよく高級感もあり

とてもいいハコでした。(あくまでも素人目線ですが)

 

image

 

ハイドンは5人の息がピッタリ、

ライネッケは迫力があり、

シューマンは大人とは違った幼少期特有の

おかしみや気だるさがうまく表現され、

ベートーヴェンは歯切れのいい演奏でした。

 

本業(お仕事)の合間に頑張って時間を作って練習する、

運営もすべて自分たちで行なって演奏会開催までこぎつける、

その熱意と力は素晴らしいですね。

こちらまでエネルギーをいただいたような気持ちになりました。

 

 

ここからは余談。

 

演奏会の開演前にティアラこうとうの地下にある

レストランでランチをいただいたのですが、

オシャレな建築空間の中での

いい意味で昔ながらの接客とメニューと味に趣を感じました。

(コンクリ打ちっ放しで変則的&解放的な空間に響き渡る

 年季の入ったウェイトレスの「いらっしゃいまぁせ〜」が

 なんともミスマッチで楽しかったです)

いただいたオムハヤシおいしかったです。

 

ティアラこうとう自体が立派な施設で、

そのすぐ脇にはサッカーグラウンドがあり、

築山や池や東屋の配された公園もあり、

すぐ目の前にタワマンやが見えるのが

いかにも都会という感じでしたが、

余暇をゆったり過ごすのにいい空間だなと感じました。

文化事業に力を入れる区の姿勢が見えて羨ましくなりました。

(私が住む市は観光業で儲けることしか頭になくて

 地元民の生活のしやすさなんて二の次、

 特に過疎地区は切り捨てられていますから・・)

 

今回我が娘が演奏会に参加したのは

同じ大学の5学年ほど上の有志で結成された楽団のもの。

たまたま欠員となったパートの助っ人として

長女が入ったということで、

ほとんどが社会人となった方たちの中に

まだ学生の娘が飛び込んで大丈夫なのかな?と

ちょっぴりズレた心配などしていたのですが、

しっかり仲間に入れていただき演奏できていました。

まぁ、穴を埋めてくれるという人を邪険に扱うような

おバカさんは滅多にいないとは思いますが。

一方の娘の方も、生まれながらの猪突猛進な性格が、

やりたいと思ったら物怖じせず何でもどこでも突き進む

という、いい方向に発揮されているな〜と思った次第。

(親バカ発言炸裂お許しを)

 

有意義な1日を過ごし気分良く帰宅しました。

留守番していた猫息子は退屈しのぎに

和室の障子に大穴を開けてくれていました(泣