2つのエピソード |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

日記(→1日1言*51~55)にもチラッと書きましたが

先日動物園に行きました。

子連れや若いカップルばかりで賑わう中、

中年夫婦2人づれの私たちは

異彩を放っていたことでしょう。笑

 

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今回一番気に入ったのはハイエナ。

テレビなどで見るハイエナはずる賢くて嫌なイメージですが、

実際は犬っぽいたたずまいで愛嬌があります。

意外と大きく耳たぶが分厚くて触ってみたくなりました。

 

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珍しいホワイトライオンやホワイトタイガーも。

この白虎クンは立派なカメラを持った方達に大人気でした。

ときどき柵(と人の間に生えている植え込み)に向けて

おしっこを盛大にスプレーしてましたが(笑

 

ゾウ 豚 馬 羊 鳥 オカメインコ

 

さて、この動物園には何度か行ったことがありますが

思い出深いエピソードが2つあります。

 

まず1つめは、長女を連れて行った20年前のことです。

クリクリお目目のオランウータンに見入っていると

彼女は自分の持っている毛布を私に向かって投げてくれました。

そのとき私は次女を妊娠中で大きなお腹をしていたので

体を冷やしちゃダメだよと私の体を気遣って

投げてくれたんだと私はとっさに思いました。

檻に阻まれて毛布は私の手には届かなかったけれど

お礼を言ってその場を後にしました。

あのときの優しいオランウータンは数年前に亡くなり

その檻には今チンパンジーが入っています。

 

2つめのエピソードは、18年前のことです。

次女も生まれて、2歳になる直前でした。

ワラビーの檻に入れてもらえる時間があり、

長女は物怖じせずすぐに餌をやり始めました。

次女はじじじぃ〜〜〜っとワラビーをガン見。

自分とほぼ同じ大きさの動物を間近にして怖いのかな?

泣き出しちゃうかな?と心配して見守っていたのですが・・

直後、次女は「可愛い!」と言って

ワラビーに抱きついてしまいました。

ワラビーは次女の腕をするりと抜けて逃げて行きました。

ワラビーちゃん、驚かせちゃってごめんね!

予想だにしない娘の行動に私たちも驚き慌てました。

ワラビーも相当ビックリしたと思いますが、

娘を蹴ったりせずスルッと抜け出して逃げてくれました。

動物は相手が攻撃対象か否か瞬時に判断できる賢さがあるし

基本的に優しい生き物なんだと感心もした出来事でした。

 

思い出深いこの動物園、またいつか訪れたいと思います。

次に行くときは誰と一緒で、どんな思い出ができるかな。