毎年9月第1週目の週末は我が地区のお祭りがあります。
数年前までは祭りは3日間かけて執り行われ、
自治会、若衆、婦人会が協力して祭りを盛り上げてきました。
私自身は婦人会の一人として、
若衆の昼食用お弁当と来客にお配りする折り箱を
3日間合わせて数百人分作り、
来客にお酒をお注ぎしてもてなす役割を担ってきました。
若衆などは仕事を休んでまでこの祭りにかけます。
基本的にはやりたい人がやる、無理する必要はない、
というスタンスなので参加しない人もいますし、
その年その年で出られたり出られなかったりという人もいます。
若衆も、婦人会も、やれる人たちで支えてきた感じです。
ただ、なにぶん過疎化の進む地域なので
互いに少しずつ無理をしながら協力しなければなりません。
しかし時代の流れもあり、
(過疎化、不況による来客数の減少、食中毒への恐れなど)
数年前に祭りの日数は3日間から2日間に縮小され、
婦人会が担ってきた料理はほぼ外注となり、
時間的・精神的負担という点ではだいぶラクになりました。
そして今年、祭りの拠点となっている公民館の建物が
老朽化を理由に来年からは使えなくなることが決まりました。
来年からどこでどのように祭りを行っていくのか?
計画は白紙状態です。
大切な文化を受け継ぐ村祭りには、難題が次々に襲います。
これまでのように創意工夫と互いの協力で
乗り越えていけるでしょうか?