Vignarco Orvieto Classico 2014 ◎ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

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   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
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   思いつくままに。

 

ヴィニャルコ オルヴィエート クラシコ 2014

 

生産地:イタリア、ウンブリア
生産者:ヴィニャルコ

品種:ブロカニコ、グレケット、ヴェルデッロ
___マルヴァジーア、レペッチョ
色・粘性:濃く輝く黄金色、粘性は中〜強
香り:樽、生クリーム、グレープフルーツ、バナナ
___口に含むと若いパイン
ボリューム:軽い◯◯◯●◯重い
タンニン:控えめ●◯◯◯◯強い
甘味:ドライ◯◯●◯◯甘い
酸味:まろやか◯◯◯◯●シャープ
果実味:スパイシー◯◯◯●◯フルーティ
飲んだ日:2016.9.18.Sun
購入日:2016.9.18.
購入場所・値段:やまや 1058円

甘酸っぱさに苦味と樽香が加わり
チャーミングかつ大人な味わい。
終始酸味が勝り舌に刺激があるが
途中でクリーミーな舌触りを感じる瞬間がある。
ほんのりとミネラルを感じる余韻。

ガッツリ系の肉料理などとは合いにくそうだが
だいたいのものとそつなく合う。
乳製品と合わせると、ワインは酸味が和らぎ
乳製品はコクが増す、という最高の組み合わせ。

このワインはセパージュがいろいろで
初耳の品種が多い。ちょっと調べてみた。
ブロカニコ トレッビアーノの別名で
イタリア中部でよく栽培されている品種。
済んだ若葉の香りが豊か。
グレケット イタリア中部の限られた地方で
栽培されている固有のローカル品種。
一般的にブレンド用で
スッキリとした酸味の喉越しよいワインになる。
ヴェルデッロ トスカーナなど中部の限られた地域の
推奨・許可品種。
マルヴァジーア イタリア全土で栽培され
呼び名も種類も豊富な品種。
栽培地域によって性格も様々。
レペッチョ 残念ながら詳しい情報を
入手できなかったんだけど
ブレンド用として栽培されている品種みたい。

というわけで、DOC をうたっているだけに
セパージュもローカル色満載のワインということね。
パッケージには黄色を効果的に使って明るい印象の
地域愛あふれるワイン、イタリアらしくていいね。