まさしくこのラベルに使われている写真の彼の記事が出て
(CNの記事→ ☆ 、Gazzettaの記事→ ★ )
なんというタイミングか!と驚き飲んでみました。

ジロ・デ・イタリア 2013
生産者:ファルネーゼ
品種:モンテプルチアーノ
色・粘性:僅かに緋色がかった赤、少し濃いめ、粘性は中庸
香り:乾いた土、トロリとした甘さを含んだ果実、
僅かに古い金属臭、若い野菜(ピーマン)の香り
飲んだ後に僅かにケミカル臭が鼻に抜ける
ボリューム:軽い◯◯◯●◯重い
タンニン:控えめ◯◯◯●◯強い
甘味:ドライ◯◯●◯◯甘い
酸味:まろやか◯◯◯●◯シャープ
果実味:スパイシー◯◯◯●◯フルーティ
アタックは酸味が強く、最後に苦味が来る。
酸味と渋味が始終占めていて、
(飲んだ後も渋味が残って口の中がザラつく感じ)
実はしっかりあるだろう甘味を隠している印象。
全体的にはバランスよくかえって印象に残りにくいか。
一見どんな料理とも合いそうなのに
和食とはことごとく合わない。
特に魚料理は生臭さが際立ってしまう。
トマト、ケチャップ、ピザ、ボンゴレロッソとの相性◎。
2日目には苦味が増すが、同時に
カカオとラムネの風味も強まり開いた感じ。(^_^)b
日本円で1580円はそこそこのお値段だけど
庶民的な味わいで、
ピッツェリアでこのワインを片手にガゼッタ紙読んで
ワイワイガヤガヤと自転車話に花を咲かせる
太ってハゲたイタリアおやじたちの
楽しげな様子が浮かんでくる。
さて、、、
ラボッティーニの言葉を信じるなら
この写真の時の勝利はまだクリーンだった
ということなのでちょっとホッとしましたが、
いちど勝利を収めるとどうしても
そのレベルを維持しなければならないため
苦しむ選手も多いのかもしれません。
たった数万円で薬を手にし
それで一流のレベルを保てるなら・・
と手を出してしまったのかもしれませんが
バレたときの代償は大きいですね。
彼の人生の物語はワインよりずっとビターです。
本当に反省して心を入れ替えているなら
援助はありがたいことだしそれに応えて
本当に真摯に頑張っていって欲しいな。
それにしてもチームヴィーニファンティーニ、
ディルーカの陽性→薬なしでは勝てない発言もあり
あんまりいい印象が残ってないよね。
イタリアのことなので裏でいろいろあるのか?と
勝手な想像をしてしまう(マフィア的な)。
NIPPOと組んで正直グレードダウンの印象があったけど
昨年からクネゴたんも入ったから頑張って欲しい。
(腐っても鯛ならぬ落ちぶれてもクネゴたんですから!)
((↑言い過ぎ))