周囲の子どもたちを見ていて
もしや?と思ったこと。
添加物や味の濃さと野菜嫌いの関係
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職業柄たくさんの子どもを見る機会があるのだけど
そういった子どもたちの様子を見ていると、
(薄味好みの私などでは)舌が痺れて食べられないくらいの
濃い味付けのものを美味しいと言って食べている。
また、そういう子に普段の食生活のことを聞くと、
冷凍食品やコンビニやファミレスにお世話になる回数が
ビックリするほど多い。
朝食に、市販の菓子パン、冷凍の焼きおにぎり・・。
休日の昼食は、カップ麺、マク○ナルド・・。
夕食が、屋台のたこ焼き、コンビニおでん、なんて子も・・。
スーパーで作られた総菜を買ってくるとか、
出来合いの生ハンバーグなどを買ってきて家で焼いて食べる
などとというパターンも、
一見添加物が少なそうに見えるけれど、
製造上の手間、コスト、保存性などの理由から
添加物が必ず入っているから要注意。
核家族で両親共働きという生活スタイルの多いご時世、
毎日の食事に手間ひまかけていられないという事情も
わからなくはないのだけれど・・。
とにかく普段の食事の中で、
出来合いの総菜、冷凍食品、コンビニ食が大活躍し、
ファミレス、ファストフード店が頻繁に顔を出し、
結果、添加物や味の濃いものが多い印象。
そして、そういう食生活を送る子たちは
大抵食べ物の好き嫌いがある。
食べ物の中で最も嫌われるのはやっぱり野菜で、
肉以外は食べ物じゃないと豪語する子もいるし、
そこまでではなくても嫌いな野菜が何種類かあって
小さくなって料理に紛れていてもほじくり出して残す、
ガンとして食べないという子はとてもとても多い。
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一方、野菜好きな子はどうか。
野菜好きのサンプルが我が娘2名だけなので
なんとも心もとない話なのだけど・・笑
我が家では、野菜好きの子を育てるために
娘にスパルタな食育を施してきた、
わけでは一切ない。
私は、自分や夫が食べたいもの、
添加物や農薬の少ない素材を使って
野菜の多い食卓、薄味の料理を作って、
娘たちにも一緒に食べさせてきただけ。
もともと私も夫も薄味好みで野菜好き、
ファミレスやファストフードは好きじゃない、
添加物や農薬にはそれなりに気を遣う。
そんな両親に育てられた我が娘たちは、
親に似て薄味好みの野菜好き。
トマトやきゅうりの酸味や甘みや歯ごたえを楽しみ、
ドレッシングなどいらないといってそのままかぶりつく。
ピザに乗ったピーマンの風味がいいアクセントだと言う。
茄子の煮浸しや切り干し大根など、野菜の煮物が大好きだ。
自家製の薄味の漬け物も大好物。
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野菜嫌いの子どもたちも、我が娘たちも、
きっと親の作る(あるいは買う)食事を普通に食べて、
つまり親の振る舞いに従って、育ってきただけ。
だけど、周囲の子(野菜嫌い)と我が娘(野菜好き)では
幼少期から食べ続けてきたものの内容は相当違うと思える。
野菜嫌いの子は、
添加物、農薬、調味料がてんこもりの食べ物によって
舌が麻痺してしまっているんじゃないか?
人工的な味がその子にとっての「本物の味」「美味しい味」
にすり替わっていて、
野菜の持つ食感や独特の香りなど本来の美味しさを
美味しいと感じられなくなってるんじゃないか?
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添加物や調味料にあまり気を遣わない家庭に育っても
好き嫌いなく何でもモリモリ食べる子どももいるし
(ただしものすごく少数)、
絶対にそうだとは言い切れないけれど、
添加物や味の濃さと野菜嫌い
いくらか相関関係があるんじゃないかと思う次第。