皆様、新年あけましておめでとうございます!

旧年中は、大変にお世話になりました。
本年も、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

何を隠そう、噺家が、一年で、一番早起きをする日が、元旦です。
何故ならば、お正月の挨拶回りが、あるからです。

我々は、日頃ご指導いただいている、師匠方や、
応援してくださっている方々のお宅やお店へ、
紋付羽織袴姿の正装で、手拭いを持って、
ご挨拶へ、伺わせていただきます。

ちなみに、私が、二つ目・若手真打の頃の、元旦のスケジュールは・・・

父(師匠・つば女)と一緒に、朝8時過ぎに、
小さん師匠宅へ、新年のご挨拶
→初席・顔見世興行へ出演(浅草演芸ホール)
→ 志ん朝師匠宅へ、新年のご挨拶
→こん平師匠宅へ、新年のご挨拶
→小三治師匠宅へ、新年のご挨拶
→家族と合流して、夜、松葉屋さんへ、新年のご挨拶

各師匠のお宅では、手拭いを交換させていただき、
お年玉を、頂戴いたします。

噺家は、いくつになっても、
先輩の師匠方や、応援してくださいます方々から、
お年玉をいただける、有難い稼業なのです(笑)

師匠方のお宅へ、上がらせていただき、
振舞ってくださいます、お神酒(お酒)とお料理を、
頂戴いたします。

日本酒の冷やを、何杯もあおって、
初席の高座へ上がります。
高座の合間に、ご挨拶へ伺っているのですが、
実際には、挨拶回りの合間に、高座へ上がる感覚です。

よく、初席へいらっしゃいましたお客様から、
「お正月は、噺家が、皆、ほろ酔い加減で、高座をつとめている」と、

指摘を受けますが、当り前なのです(笑)

でも、今では、小さん師匠も志ん朝師匠もこん平師匠も、お亡くなりになり、

元旦に、ご挨拶へ伺う事も、なくなりました。

私は、このコロナ禍の影響もあり、
元旦から4日まで、家で、ゴロゴロしております。。

元旦より、新年会のお誘いを、
心より、お待ちしております(笑)