皆様、新年明けましておめでとうございます!

 

旧年中は、大変にお世話になりました。
本年も、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

 

落語界には、
「朝10時前は、電話をしてはいけない」
「訪問は、10時以降正午まで」という、不文律があります。

 

その例外が、元旦です。
大師匠・五代目小さん師匠が、お元気な頃には、
朝8時半に、目白の小さん師匠の御宅へ、年始のご挨拶に伺い、
お屠蘇とお年玉と新年のお言葉を、戴きました。

 

勿論、真打と二つ目は、元旦は、
黒紋付の羽織袴の正装で、
師匠や大師匠の御宅へ、集います。

 

私は、例年、小さん師匠の後、
志ん朝師匠・小三治師匠・こん平師匠のお宅へ、
伺わせていただいておりました。

 

他にも、初席の出番の前後の時間を使って、
日頃から、応援してくださっている方々の、
お店や会社へ、
非売品の、オリジナルの手拭いを、お持ちして、
新年のご挨拶へ、伺わせていただきます。

 

五十・六十と歳を重ねても、
目上の方・応援してくださいます方々から、
お年玉を、頂戴出来るのは、噺家だけです(笑)

 

私達噺家は、これを、
「一番忙しいお正月に、わざわざ挨拶に来てくれて、有難う」
「着物を着て来てくれて、有難う」
「これ(お年玉)で、着物の洗い張りをしてください」
「明年も、是非、お正月に、着物で、いらしてください」
「本年も、明年も、よろしく!」という、
皆様からの、激励のメッセージだと、
勝手に思っております(笑)

 

ただし、噺家は、出銭も多い稼業です。
お手土産や、前座さんや、
御贔屓のお子様・お孫様へのお年玉で、
収入以上の、出費があります。

 

でも、訪問を喜んでくださいます、
皆様の笑顔を拝しますと、
その疲れも、吹き飛びます。
「この人の為にも、頑張ろう!」と、
決意致します。

 

私は、今日が、
本年の初高座・仕事初めです。
他にも、4日・6日・9日に、
出演をさせていただきます。

 

お気が向かれましたら、
お正月の寄席の雰囲気を、
楽しみにいらしてください♪