Her Majesty's劇場でファントムに恋して。 | poco a poco

Her Majesty's劇場でファントムに恋して。

今回のロンドン滞在で、4回劇場にてミュージカルを鑑賞した。

①4月21日 夜 『オペラ座の怪人』

②4月23日 夜 『レ・ミゼラブル』

③4月24日 昼 『ロード・オブ・ザ・リング』

④4月25日 夜 『オペラ座の怪人』

こうしてみると、自分がかなりのミュージカルファンに見えてくるが、日本ではあまり見ることがない。かろうじて、ウィーンからの来日公演があった『エリザベート』くらいだ。ドイツ語で訳が分からなかったが、ハマったので雰囲気とか楽曲の旋律、世界観に魅了されるのかもしれない。


『ロード・オブ・ザ・リング』を観劇したDrury Lane Theatreでは、バックステージツアーに参加した。舞台裏をガンダルフ役の俳優さんと、ホビットの村娘役の女優さんが面白おかしく案内して下さり、とても勉強になった。ガンダルフ役の方が流石に声が大きく、迫力のある話し方だったので英語の全ては理解できないが、夢中になった。


さらに、この劇場ではもともと格安の3階バルコニー席の券を買っていたのだが、当日空席があるということで1階ストール席の前から11列目中央に無料で変更してもらえた。入口ロビーのお兄さんがチケットをペンで書き換えてくれたのだが、粋な心遣いに感心した。


しかし、やはり鑑賞した中で群を抜いて素晴らしかったのがHer Majesty's Theatreの『オペラ座の怪人』である。今までそれほど好きでもなかった作品だが、今回は私の心をガッシリとらえたようである。


phantom

1階オーケストラストール席前から2列目中央。素晴らしい席に恵まれて、始まる前からワクワクした。シャンデリアが上昇し始め、盛大にオーケストラによるOvertureが流れると、私自身が登場人物の一人であるかのように物語りに引き込まれた。ファントムはもちろんのこと、クリスティーヌやカルロッタの歌唱力も素晴らしく、隣の席の青年も何度も「Excellent!」と呟き、恍惚とした表情を浮かべていた。指揮者の頭をかすめて目の前に落ちてくるシャンデリアに驚き、Masqueradeを口ずさんだ夢のような2時間半だった。あまりにも有名なミュージカルなので、言葉の壁を全く感じないウエスト・エンドの一押しだ。