倫敦の中の日本 | poco a poco

倫敦の中の日本

彼が早くも3日目にして、日本を恋しがり始めたので日本料理店に足を運んだ。


最初に訪れたのが『ワガママ』。広いフードコートのような店内に、若くフレンドリーなスタッフ。

私はワガママ特製ラーメン、彼は鳥ラーメンと焼き飯を注文。

運ばれてきたラーメンを一目見て、”日本と同じ味?”という期待は儚く消えた。

炭焼きしたような厚い鶏肉と、色とりどりの野菜がどっさりのっている。

スープの味付けも薄く、体に良さそうなラーメンだった。

日本には無い味、だ。

焼き飯も米が日本のものとは異なり、細くパラパラしていた。

しかしロンドンっ子には大人気のようで、7時頃には席が空くのを待つ客もいた。


数日後、『ラーメン太郎』という店を訪れた。

日本語を話す店員さんに、彼氏が嬉しそうだった。

私は人気メニューの照り焼きチキン丼、彼はラーメンと握り寿司を注文。

あと、2人共緑茶を頼んだ。とても懐かしい味がした。

丼のご飯が日本の和食店のものと相違なかったので、きっと日本の米を使っているのだろうと思った。

照り焼きチキンもとても美味しく、割り箸でガツガツ食べた。

彼のラーメンと寿司にも手を出したが、どちらも日本のままの味で美味しく懐かしかった。


隣の席にビジネスマンらしき男性が3人座ったのだが、一人の男性が得意げに

「オススメのメニュー?そうだなあ…みそ汁も良いし、照り焼きチキン丼はとても美味しい。

 寿司は君も知っているだろうけど、緑茶なんかもクールだよ」と話していた。

こうして日本食が現地の人々に人気だと、なんだか誇らしい。

長期滞在なら、また日本食の店に行きたいものだ。