自分迷子を抜ける前の私は
感情に蓋をし
泣けない
笑えない
楽しめない
どこかいつも
心は冷めていた。
空気を読んで
周りに合わせる
他人の反応を
先回りして考える
トラブル回避のために
平和にやり過ごす
などの術が磨かれ
自分の心の声はいつも
すぐさまかき消し
誤魔化すことを繰り返したからだ。
さらに効率重視の社会や
家事、子育てをこなす中では
時間に追われ
マルチタスクをこなし
目の前のことに
「五感」を使うこともなく
感じる力は益々弱くなり
今思えば
死んだように生きていた。
心を殺すことが
当たり前になると
心は
動いてくれなくなる。
自分迷子を抜け出し
望む未来を創っていくには
この鈍らせてしまった感じる心と
身体の感覚を取り戻すことが
本当に大切だ。
私たちはロボットではない。
感覚があるから
感情があるから
至福を感じ
喜びを感じ
暖かさを感じ
より豊かで
より幸せな
未来を創っていく事ができる。
自分にちゃんと耳を傾けてあげること。
本当の声を出させてあげて
受け止めてあげること。
たとえネガティブな感情だとしても
自分に正直になること。
そうやって
自分センサーをしっかりと
研ぎ澄ませていけば
必ず迷子は抜け出せる。
冷たくなった心と身体を
大切にあたため
震わせ
出口への道を進もう。
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