『双鱗姫』の秘密 其の拾四〜シン〜 | PocketSheepS稽古日記

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PocketSheepSは、2006年に演劇集団キャラメルボックス俳優教室出身により結成。”世界のどこかで起きているかもしれないファンタジー”を描く。

こんにちは。ひつじです。

雨が続くと、羊毛が湿気を吸って重いです。


それはさて置き、次にご紹介するのは


シン



写真の一番右。劇団員、阿部晃大が演じました。

ある時は水神を祀る神主、またある時は北方からやって来た剣士。
その正体は甚兵衛に仕える影の者。

様々な人物に姿を変え、櫂の事をすぐ近くから見張っている。
顔は同じだと分かっているのに、何故か同じ人物とは思えない
人間の心理と暗黙の了解を巧みに利用した変装術を使う。

本人は至って地味目な性格だが、変装中は別人にならねばならないため
多少無理して、テンションを上げて明るく振舞っている。

結果、周りの人間の印象に残ってしまっているのだが
抑圧された自分を開放する事に快感を覚えてきた節があり
改めるつもりは無いようである。

昔はシャチやヤツメと同じく、人魚を守る里の者であったが
暗殺に失敗し殺されそうになった所を救われた恩義から、秋雨家に仕えるようになった。
そのため、名前がシャチ達と同じカタカナ表記。
ちなみにシャチ達とは顔見知りだが、変装術により正体を気づかれていない。


名前は蜃気楼の語源となった、幻を見せる貝の霊獣、蜃から。