自宅用のインターネットとして人気のホームルーター。中でもソフトバンクが提供するソフトバンクエアー(SoftBank Air)の契約を検討する人が多いようだ。フレッツ光やauひかりなどの固定インターネット回線サービスと比較して、回線開通工事が不要で、すぐに自宅でインターネットができると、特に引っ越し前後の方などからソフトバンクエアーの評判が良い。

一方、ソフトバンクエアーの契約には絶対に注意すべきデメリットもあり、知らずに契約して後で後悔する人も。

そこでこのページでは、ソフトバンクエアー(SoftBank)の人気の理由に迫るとともに、絶対に知っておくべき注意点を解説、ソフトバンクエアー以外におすすめの代替手段についても紹介したい。

 

<参考>
モバレコエアーの評判・口コミとキャッシュバックキャンペーン最新情報

ソフトバンクエアー(SoftBnak Air)の注意点の前に-なぜホームルーターが人気なのか?

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)

ポケットWiFiサービスについて詳しい筆者の場合、ソフトバンクエアー(SoftBank Air)の料金や契約内容の詳細や口コミでの評判を見て、「これは契約しない方が良い」と感じる。それくらい注意点やデメリットが多数なのだが、あまり詳しくない方の場合はそのような注意点に気づかず、ソフトバンクエアーに魅力を感じて契約する人も多いようだ。

筆者が考えるソフトバンクエアーで絶対に注意すべきデメリットを紹介する前に、なぜソフトバンクエアーのようなホームルーターが人気なのか、その理由を紹介したい。

ソフトバンクエアーのようなホームルーターであれば、回線工事不要で自宅のインターネットが使える

通常、自宅のインターネットと言えば、フレッツ光やauひかりなどの光回線を使った固定インターネット回線が一般的だ。ただし、自宅にインターネット回線が無い場合は回線の開通工事が必要で、プロバイダ契約も必要など、時間や手間もかかる。

短期で賃貸中の場合や引っ越し直後などですぐにインターネットを手配したい場合、固定回線の契約は不都合が多い。そこでおすすめがソフトバンクエアー(SoftBnak Air)のようなホームルーターだ。固定回線と比較して、回線工事が不要で、端末があれば自宅でWiFiインターネットが可能になる。一人暮らしのインターネットでも人気なのがソフトバンクエアーのようなホームルーターだ。

コンセントに挿すだけで自宅でWiFiインターネットが利用できる

ソフトバンクエアーのようなホームルーターに共通するのが、端末を購入して、自宅でコンセントに挿すだけでWiFiインターネットが可能な手軽さ。数日で端末が届き次第、すぐに自宅でインターネットを使える対応の早さも人気の理由で、引っ越しがあっても端末を持ち運べば引っ越し先でまたすぐにインターネットを利用できる点も便利だ。

ソフトバンクエアーの端末にはバッテリーがなく、必ず電源・コンセントが必要な点が一般的なポケットWiFiやモバイルルーターとの最大の違いだが、コンセントに挿すだけで特に面倒な設定操作が要らない点は固定回線との違いであり、ポケットWiFiと同様、手軽に使える理由だ。

下り最大速度962Mbpsに対応、データ容量無制限で使い放題

ソフトバンクエアー(SoftBnak Air)が人気・評判の理由の1つが高速通信が可能な点だ。ソフトバンクエアーで使用するホームルーター端末の最新機種・Airターミナル4は下り最大962Mbpsの高速通信に対応、一般的な固定光回線の下り1Gbpsと比較しても遜色ない速度スペックが魅力だ。

また多くのポケットWiFi・モバイルルーターサービスと違い、ソフトバンクエアーは固定回線と同様、データ容量無制限で使い放題の点もおすすめポイント。ソフトバンクエアー以外のホームルーターではWiMAXが人気だが、WiMAXの月間通信量無制限・ギガ放題プランでも3日で10GBの通信量制限があり、超過時に速度制限がかかる点がデメリットで、比較してソフトバンクエアーは3日で10GBの制限もなく、データ容量無制限が人気・評判の理由だ。

ソフトバンクエアーに「速度制限が無い」訳ではない点に注意

注意点は、ソフトバンクエアーは「データ容量無制限で使い放題」と言っている一方、「速度制限が無い」とは言っていない点。むしろ

ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

とあり、実際はランダムに速度制限がかかる。「データ容量無制限」と言いつつ、実際は制限がある点が絶対に知っておくべき注意点だ。

ソフトバンクの携帯・スマホを契約中の場合、割引キャンペーンが豊富

ソフトバンクが提供するホームルーターサービス・ソフトバンクエアー(SoftBank Air)だけに、SoftBankの携帯・スマホを契約中のソフトバンクユーザー向けの割引キャンペーンが豊富な点も人気の理由。ソフトバンクエアー契約と同時に適用可能な「おうち割 光セット」ではスマホの料金が永年で毎月1,000円割引されるほか、「一人でも家族でもネットがおとくキャンペーン」の適用で最初の1年間はソフトバンクエアーの月額料金が毎月1,000円割引となる。

またソフトバンクの携帯・スマホの契約有無にかかわらず、SoftBank Airスタート割キャンペーンの適用で最初の1年間はソフトバンクエアーの月額料金が毎月580円割引も利用可能だ。とにかくキャンペーン割引が豊富でソフトバンクエアーの料金が安いと錯覚しがちだが、これらのキャンペーンはおうち割を除き、最初の1年限定の割引である点に注意が必要だ。

ソフトバンクエアー契約のデメリットと注意点-おすすめではない理由

上記の通り、ソフトバンクエアー(SoftBank Air)は

  • 固定回線と比較して、回線工事が不要ですぐ使える
  • 固定回線やWiMAXのホームルーターと比較しても、通信速度が高速
  • 特にソフトバンクユーザーの場合は割引キャンペーンが豊富

が魅力で、口コミでも評判のホームルーターサービス。このメリットだけを見れば、特にソフトバンクの携帯・スマホを契約中のユーザーの場合、ソフトバンクエアーを検討したくなるのも理解できる。

一方、ソフトバンクエアーの契約にはこれらのメリットと同じくらいのデメリットがあることを知っておくことが必要だ。以下、筆者であればソフトバンクエアーを契約しない理由、デメリットや注意点、ホームルーターの契約でソフトバンクエアーがおすすめではない理由を徹底的に紹介する。

下り最大速度962Mbps対応エリアは一部限定、多くのエリアは下り最大481Mbps

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)のメリットの1つに挙げられる下り最大速度962Mbps対応は一部の限定エリアのみの点が注意点で、高速ホームルーターと謳っているものの、実際には多くのエリアで下り最大速度481Mbps対応のサービスだ。これでは多くの固定回線やWiMAXのホームルーター端末が下り最大速度1Gbps対応なのと比較して遅いとも言える。

またこれらの速度はあくまでスペック情報であり、実際の利用においてはソフトバンクエアーの実測速度が重要だ。一方、ソフトバンクエアー利用者による実測速度の口コミを確認すると、後述するように速度制限が頻繁に発生したり、速度低下も多い点に注意が必要だ。

特に上り最大速度が非公開で、アップロードの通信が遅い可能性も

またソフトバンクエアー以外の多くのインターネット接続サービスでは、下り最大速度に加え、上り最大速度のスペックも公開しているのが一般的だが、ソフトバンクエアーではAirターミナル4端末の上り最大速度スペックを非公開としている点も注意点だ。

下り通信とはWEBサイトの閲覧や、動画の再生などデータをダウンロードする通信なのと比較して、上り通信は画像やファイルを送信・アップロードする通信。ソフトバンクエアーの上り最大速度が非公開ということは、ファイル送信などの上り通信が遅い可能性がある点に注意が必要だ。

ソフトバンクエアーは頻繁に速度制限がかかると口コミでの悪い評判に注意

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)はデータ容量無制限を謳いながらも、利用者の口コミを確認すると頻繁に速度制限がかかり、速度が遅いと感じることが多いとの悪い評判がある点にも注意が必要だ。確かにソフトバンクエアーに速度制限が無いとは言ってはいないが、頻繁な速度制限があるのに、「データ容量無制限で使い放題」と言うのは誇大広告ではないだろうか?

ネットでソフトバンクエアーの口コミや評判を確認すると、速度が遅いとの悪い評価が多い点は契約前に知っておきたい注意点だ。

ソフトバンクエアーは2年契約、端末は3年の割賦契約で高い解約費用に注意

さらに契約前に気をつけて確認したい注意点が、ソフトバンクエアー(SoftBank Air)の料金と契約期間についてだ。前述の通り、ソフトバンクエアーにはさまざまな割引キャンペーンがあり、これらを利用すると契約後最初の1年間は月額料金3,300円の安い料金で利用できる。この月額料金は固定回線サービスと比較して非常に安く、WiMAXホームルーターと同等レベルの安さ。

ただし注意が必要なのが、割引キャンペーンは初年度のみでソフトバンクエアー契約2年目以降はほぼ定価の月額料金4,880円で利用する必要がある点だ。この金額ではWiMAXのホームルーターの方が格段に安く、比較してソフトバンクエアーの料金の方が高くなる。

さらに注意点はソフトバンクエアーの2年契約が満了し、解約する場合、端末の残債を請求される点だ。ソフトバンクエアーの端末が3年の割賦払いとなっているのがカラクリで、通常月は端末の割賦払い代金が全額割引されて、端末代は実質無料で利用できるものの、3年未満で途中解約する場合は端末の割賦残債が一度に請求される。

解約時に想定以上の費用がかかる点がソフトバンクエアーの注意点でありデメリットで、この費用を避けるには割引の無い月額4,880円の高額な料金を払い続ける必要があるのだ。

電波が入るエリアの場合、ソフトバンクエアーよりもWiMAXのホームルーターがおすすめ

上記のような料金や契約内容にカラクリがあるため、筆者はソフトバンクエアーの契約をおすすめしない。ソフトバンクエアーはSoftBankの4G LTE回線エリアであればどこでも使える点が魅力だが、WiMAXの電波を受信できるエリアの場合は間違いなくソフトバンクエアーと比較してWiMAXのホームルーターをおすすめする。

WiMAXのホームルーターHOME L02機種はソフトバンクエアーのAirターミナル4端末と比較して高速な速度スペックで、またBroad WiMAXでサービスを契約すれば月額3,000円台で月間無制限のギガ放題プランを利用可能だからだ。

不定期に速度制限が発生するソフトバンクエアーと比較すれば、エリア次第ではWiMAXの方が安定して利用できる期待感が高い。

どうしてもソフトバンクエアーが必要なら、モバレコAirの契約がおすすめ

もちろん、WiMAXの圏外エリアでの利用などWiMAXのホームルーターが使えない場合もある。その場合は固定回線の契約がおすすめだが、回線工事の時間がない場合、インターネット費用を節約したい場合はソフトバンクエアーの契約が候補になる。

そこで慌ててソフトバンクエアーを契約せずに、モバレコAirの契約をおすすめしたい。ソフトバンクエアーと同じAirターミナル4端末を、ソフトバンクエアーよりも安い料金で利用できるおすすめのホームルーターサービスだ。

モバレコAirとソフトバンクエアーでは同じ端末を使用するため、利用可能なエリア(ソフトバンクLTEの対応エリア)や通信速度は全く同じで、なおかつモバレコAirの契約の場合も、「おうち割 光セット」などソフトバンクの割引キャンペーンを利用可能だ。

2つのサービスの違いは月額料金でモバレコAirを利用するほうが、ソフトバンクエアーよりも安い(ソフトバンクエアーの月額料金4,880円に対し、モバレコAirの月額料金は3,344円)。なおかつ、特定サイトを経由すると17,000円のキャッシュバックキャンペーンも適用可能と、ソフトバンクエアーよりも確実に安い料金でホームルーター端末を利用できることになる。

またモバレコAirは契約開始後8日以内の初期契約解除も可能なため、ソフトバンクエアーを契約するのと比較して、モバレコAirを契約、速度などを実際に確認してみることがリスクなくAirターミナル4端末を利用できる、おすすめの方法だ。

以上、ソフトバンクエアーの注意点やデメリットについて解説した。ソフトバンクエアーのサイトを見ると、メリットばかりが並べられているが上記の通り、契約前に知っておくべきデメリットが多数ある、注意の必要なサービスだ。

このためWiMAXの対応エリア内であればWiMAXのホームルーターを、WiMAXの圏外エリアであればモバレコAirのお試し利用を強くおすすめしたい。

<参考>
モバレコエアーの評判・口コミとキャッシュバックキャンペーン最新情報

WiMAXなどのポケットWiFiには何らかの通信量制限や速度制限があることがデメリットとして知られており、これまでは完全無制限でインターネットを利用したい場合は、フレッツ光などの固定回線サービスへの加入が必要とされてきた。

 

この流れを覆したのが、このページで紹介する『ギガWi-Fi』などの完全無制限のポケットWiFiだ。WiMAXのギガ放題プランにあるような3日で10GBの制限もなく、また月間通信量も無制限と、速度制限が一切発生しないことが売りのポケットWiFiだ。

 

一方で、一部の無制限ポケットWiFiサービスでは通信障害などの問題で速度制限がかかるなど、サービス停止や新規契約の申込受付を停止するサービスも出てきた。そのような中、安定してサービスを提供、新規契約を受け付けているのがギガWi-Fiのサービスだ。

 

このページでは、おすすめの完全無制限ポケットWiFi・ギガWi-Fiについて、料金プランや利用するモバイルルーター端末のスペック、契約時の注意事項などを解説する。

 

<参考記事>

ギガWi-Fiの料金や口コミ・評判

ギガWi-Fi公式サイト

ギガWi-Fiとは~おすすめの完全無制限ポケットWiFi

ギガWi-Fi
このページで紹介するギガWi-Fiとは、通信量制限や速度制限が一切ない完全無制限ポケットWiFiでおすすめのサービスだ。他にも同様のサービスとして
  • どんなときもWiFi
  • 限界突破WiFi
  • Mugen WiFi
  • ギガゴリWiFi
  • THE WiFi
  • ZEUS WiFi
などが挙げられるが、いずれも共通するのがソフトバンク、ドコモ、auの3キャリアの回線を利用可能な「クラウドSIM」という技術を採用している点だ。このクラウドSIM技術により、どこでも繋がりやすい上に完全無制限というポケットWiFiサービスを実現している。

ギガWi-Fiと他の完全無制限ポケットWiFiの料金比較

これらクラウドSIMを採用した完全無制限ポケットWiFiの中で、ギガWi-Fiをおすすめする理由は単純で料金が最安だからだ。以下がギガWi-Fiを含む主要な完全無制限ポケットWiFiサービスの料金比較表だ。
 
完全無制限ポケットWiFi 実質月額料金
どんなときもWiFi ¥3,615
限界突破WiFi ¥3,503
Mugen WiFi ¥3,454
ギガゴリWiFi ¥3,575
THE WiFi ¥3,483
ZEUS WiFi ¥3,395
ギガWi-Fi ¥3,372
いずれのサービスもソフトバンク・ドコモ・auの3キャリア回線に対応、完全無制限のポケットWiFiで、利用するモバイルルーター端末もほぼ同じ。であれば、料金が最安のギガWi-Fiがおすすめと言えるだろう。

ギガWi-Fiを除く多くのサービスが新規契約受付を停止中

実は上記の無制限ポケットWiFiサービスは、ギガWi-Fiを除く多くのサービスが本稿執筆時点で新規契約受付を停止中だ。
 
<参考記事>

クラウドSIM型・無制限ポケットWiFiの最新情報

 
いずれも原因が異なる場合もあるが、
  • 端末の在庫不足により、出荷が停止
  • 無制限サービスであるにもかかわらず、速度宣言が発生
などの問題があり、新規契約を受付を停止する事態になっているようだ。そのような中でもギガWi-Fiは契約申し込みを受付中で、またネット上の口コミを確認する限り、特に通信障害や速度低下などの問題も起きていない。
 
つまり、現時点で無制限ポケットWiFiを契約可能で、かつ料金の安いおすすめがギガWi-Fiということになる。

ギガWi-Fiで利用するモバイルルーター端末のスペックとメリット・デメリット

ギガWi-Fiで使用ルするモバイルルーター端末は他の無制限ポケットWiFiで使用するのと同じ、クラウドSIMに対応したU3機種だ。以下、モバイルルーターU3機種のスペックを列記する。
  • クラウドSIM(ソフトバンク・ドコモ・auのLTE回線)に対応
  • 下り最大通信速度150Mbps、上り最大通信速度50Mbps
  • 連続使用可能時間:12時間
  • 同時Wi-Fi接続可能台数:最大10台
  • 端末製造元:uCloudlink
注意すべきは他のポケットWiFiと比較して遅い通信速度スペックだろう。例えば、WiMAXのルーター端末の場合は下り最大速度867Mbps、下り最大速度75Mbpsだ。これと比較すると、ギガWi-Fiは無制限がメリットである一方、通信速度はデメリットだ。このため通信速度を重視するユーザーの場合は、ギガWi-Fiと比較して高速なWiMAXなどのポケットWiFiルーターがおすすめということになる。

ギガWi-Fiの契約にあたり注意すべきこと

以上、紹介したとおり、利用するモバイルルーター端末の速度がWiMAXなどと比較してやや遅いものの、完全無制限のおすすめポケットWiFiであるギガWi-Fiのサービス。他の完全無制限ポケットWiFiが新規契約受付を停止する中、ギガWi-Fi契約者も増加傾向のようだ。
 
もちろんおすすめのサービスであるものの、契約前に注意すべき点が2点ある。
 
  1. モバイルルーター端末がレンタル扱いのため、解約時に返却が必要
  2. 2年契約で、途中解約では違約金がかかる点に注意が必要
1点目は他の無制限ポケットWiFiも同様だが、WiMAXでは新規契約時に無料でルーター端末が提供されるのと比較して、ギガWi-Fiの場合はレンタル扱いで解約時に返却が必要な点が注意点であり、デメリット。レンタル料金は無料であるものの、契約中に破損・故障させたり、未返却の場合は端末代金を請求される可能性がある点に注意が必要だ。
 
また2点目の2年契約も他のポケットWiFiと同様だが、2年以内の途中解約の場合は一律19,800円の解約違約金がかかる点にも注意が必要。契約は自動更新のため、違約金なしで解約できるのは契約開始から25ヶ月目の1ヶ月間のみとなる。
 
以上、上記の注意点さえ理解できていれば、ギガWi-Fiはおすすめの無制限ポケットWiFiということになる。他にも念のためギガWi-Fi利用者の口コミでの評判なども確認してから、申し込みされることをおすすめしたい。
 
 
 

WiMAXの契約先として人気のプロバイダの1つ、GMOとくとくBB。新規契約が対象の特典金額3万円以上のキャッシュバックキャンペーンがあり、WiMAXプロバイダの中でも実質料金が最安クラスというのが人気の理由だ。

 

ところが、このWiMAX新規契約キャンペーンのネット上の口コミを確認すると、悪い評判やデメリットを指摘する声も多い。実際にはGMOとくとくBBでWiMAXを契約したにもかかわらず、キャッシュバック特典を受け取れていない人も相当数いるようだ。

 

そこで今回の記事では、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンの利用で絶対に注意すべき点など、悪い評判の理由となるデメリットやリスクについて解説する。現在、GMOとくとくBBでのWiMAX契約を検討中の方であれば、ぜひ一度目を通していただきたい内容だ。


<参考記事>

GMOとくとくBBのWiMAXキャッシュバック特典の評判・口コミ

 

GMOとくとくBBのWiMAX新規契約・キャッシュバックキャンペーンの概要

まず簡単にポケットWiFi・WiMAXをGMOとくとくBBで契約する場合に適用されるキャッシュバックキャンペーンの概要を紹介する。

 

WiMAXプロバイダ GMOとくとくBB
新規契約キャンペーン内容 最大特典金額3万円以上のキャッシュバックキャンペーン
キャンペーン特典の受け取り時期・方法 WiMAXの契約開始(端末受け取り)から11ヶ月目にGMOとくとくBBから、キャッシュバックキャンペーン特典の受け取りについての連絡があり、メール内に指定されている期間内にキャッシュバック振込用の口座登録

 

WiMAXのプロバイダとしては、UQ WiMAXやビックカメラ・ヤマダ電機などの家電量販店、またBIGLOBEやSo-net、@niftyなどのインターネットプロバイダがあるが、どこでも月額利用料金はほぼ同じだ。このため、キャッシュバックなどのキャンペーン内容がWiMAX契約の決め手になる。

 

その点でGMOとくとくBBが提供するWiMAXの新規契約対象の最大3万円キャッシュバックキャンペーンは、WiMAXプロバイダの中でも特にオトクなキャンペーンとして有名で、GMOとくとくBBをおすすめするメディアも多かったり、実際に契約を検討したり、申し込みする人も多い。

 

また、実際にWiMAXの実質費用も3万円キャッシュバックの分だけ安くなるため、他のWiMAXプロバイダと比較してGMOとくとくBBこそが最安のWiMAXプロバイダだ!と喧伝するWEBサイトも多数ある。

 

ここだけを鵜呑みにすると、GMOとくとくBBはWiMAXの契約時におすすめのプロバイダであるように思えるのだが、契約・申し込み前に慎重にネット上の評判・口コミを確認すると、すこぶる悪いものが散見される。

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンの悪い口コミ・評判の内容

GMOとくとくBBのWiMAX新規契約キャンペーンで、特に利用者からの評判が悪い口コミが下記のような内容の口コミだ。
  • GMOとくとくBBのWiMAX契約したが、結果的にキャッシュバックキャンペーン特典を受けれなかった。WiMAX契約の2年後が受け取りタイミングと誤って理解していたが、実際は11ヶ月後だった。
  • GMOとくとくBBのキャッシュバック申請を忘れており、慌てて手続きしようとしたものの、すでに申請期限が締め切られていた
  • 結果的にGMOとくとくBBからキャッシュバックキャンペーン特典を受け取れたものの、手続きが極めて分かり難く、利用者に不親切だと感じた。
内容を見る限り、このようなリスクやトラブルの原因を知らずにGMOとくとくBBを契約することは、危険なことに思える。そこでGMOとくとくBBのWiMAXキャッシュバックキャンペーンの問題、評判の悪い理由を以下で紹介したい。

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンの評判が悪い3つの理由

実際にキャッシュバックキャンペーンを利用してGMOとくとくBBでWiMAXを契約、キャッシュバックキャンペーン特典受け取りの成否にかかわらず、受け取りについての評判や口コミを分析すると、問題点は以下の3つに集約される。

キャッシュバックの受け取り時期が遅い(WiMAXの契約開始1年後)

まず、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン概要で紹介した通り、キャッシュバックの受け取りはWiMAXの契約開始から約1年後と遅く、また受け取り手続きを必ず行わなければ特典を受け取れない。当然、契約時にはキャッシュバックキャンペーンのことを強く意識していても1年も経てば忘れてしまう可能性・リスクがあるだろう。

 

実際に「GMOとくとくBBのWiMAXを使っている間にキャッシュバックキャンペーンのことを忘れてしまった」というユーザーも多いことが口コミ内容から窺える。とあるサイトによると、3割程度のGMOとくとくBBユーザーが実際にはキャッシュバック特典を受け取れていない、との試算もある。

 

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンの評判が悪い理由の1つ目が、この受取時期の遅さだろう。

受け取り申請が可能な期間が限定されている、かつ短い

また評判の悪い2つ目が、キャッシュバックキャンペーン特典の受け取り申請(振り込み用の銀行口座登録手続き)が可能な期間が限定されている点だろう。この期間を過ぎてしまうと、キャンペーン適用対象であってもキャッシュバックを受け取れなくなってしまう。

 

WiMAXの契約から1年以上が経過、ある日突然にキャッシュバックキャンペーンのことを思い出しても、実際は期限切れで申請できないという場合も多いのだ。

 

この期限切れでGMOとくとくBBにクレームを入れたという口コミもあるが、結果は変わらず、受け取り期間を過ぎてからの申請はGMOとくとくBBでは一切受け付けていないようだ。

連絡がGMOとくとくBBのメールアドレス宛に届く

また受け取り時期を正確に記憶していて、GMOとくとくBBからの連絡を見逃さないように十分な対策ができているユーザーでも、その手続きの煩雑さを嘆くような口コミも多く目にする。

 

その理由は、GMOとくとくBBからのキャッシュバックキャンペーン特典受け取りについての案内メールが、自分が普段から利用するメールアドレスではなく、GMOとくとくBBの新規契約時に作成されるGMOとくとくBBのメールアドレスに届く点だ。

 

普段使うことが無いメールアドレスである以上、GMOとくとくBBからの連絡を見逃す可能性も高い上、例えば転送設定などをして自分のメールアドレスに届くようにしても、かなりの広告メールが送られて迷惑との口コミや悪い評判も多い。そもそも不要なメールが圧倒的に多い中、重要なのはキャッシュバック受け取りについての1通のメールだけなのだ。

 

このように、GMOとくとくBBのWiMAXキャッシュバックキャンペーンは特典金額が魅力ではあるものの、一筋縄では受け取りできないキャンペーンとも言えそうだ。ちなみに、キャッシュバックキャンペーンの受け取りに失敗すれば、UQ WiMAXやビックカメラなど、他のプロバイダと同様の高いWiMAX利用料金を支払うだけで終わってしまう。GMOとくとくBBは最安のプロバイダでも何でも無くなってしまうのだ。

どうしたらGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン特典を受け取れるのか?

WiMAXの利用料金の安さを理由にGMOとくとくBBを選ぶ以上は、必ずキャッシュバックキャンペーン特典を受け取る必要があるが、どうしたら確実に受け取れるのだろうか?

 

いくつかのWEBサイトで紹介されている対策方法を以下で紹介したい。

  1. GMOとくとくBBから端末を受け取った月から11ヶ月後を、普段良く目にする場所に貼っておく
  2. キャッシュバックキャンペーンの受け取り申請月にリマインダーメールが自動的に自分に届くようなサービスを利用する
  3. GMOとくとくBBのメールアドレスに届いたメールを、すべて普段自分が使うメールに転送されるように設定し、普段から目を通すようにする(非常に広告メールが多い点に注意が必要)
ここまですれば、キャッシュバックキャンペーン特典受け取りに失敗する可能性は減らせそうだが、それでも「GMOとくとくBBから端末を受領して11ヶ月後」の計算をミスして誤った月を覚えてしまったり、転送してもGMOとくとくBBからのメールは広告が多いため重要なメールも迷惑メールに分類されてしまった、などが起きては最悪だ。
 
やはりGMOとくとくBBを利用する場合は細心の注意が必要と言えるだろう。
 
あるいは、ここまでの努力をしても受け取り失敗の可能性があるのであれば、最初からGMOとくとくBBのようなキャッシュバックキャンペーンで安いプロバイダではなく、月額料金の割引があるプロバイダを選んでWiMAXを契約する方がおすすめと言える。その方が受け取りの手間やリスク無く、安心してWiMAXを利用できるからだ。
 
いずれにせよ、今回の記事の内容はGMOとくとくBBでWiMAXの契約を検討中のすべての方に知っておいていただきたい内容であることは間違いない。


<参考記事>

GMOとくとくBBのWiMAXキャッシュバック特典の評判・口コミ

いまポケットWiFiを契約しようと考えたら、WiMAXを検討する人も多いだろう。WiMAXの契約はUQ WiMAX、au、家電量販店の店舗店頭、オンライン契約可能なインターネットプロバイダなど30社前後の会社で契約可能だ。

 

一方、WiMAXプロバイダの本家であるUQ WiMAXや、auショップや家電量販店などの店舗での契約の場合、WiMAXの月額利用料金が高くなるため、安くポケットWiFi・WiMAXを利用しようと考えるとWEBでオンライン契約可能なプロバイダがおすすめなのはもはや常識だ。

 

中でも、WEB上でWiMAXプロバイダを比較していると度々出てくるのがBroad WiMAXとGMOとくとくBB。このいずれかをおすすめするWEBサイトやブログが多く、人気の2強プロバイダと言っても過言では無いだろう。

 

では、Broad WiMAXとGMOとくとくBBのどちらが良いのか?今回の記事では2つのプロバイダを比較しながら、どちらがおすすめのWiMAXプロバイダであるのかを解説していきたい。

 

<参考記事>

GMO WiMAXとBroad WiMAXの料金・キャンペーン完全比較

なぜBroad WiMAXとGMOとくとくBBの2社なのか?

ポケットWiFi・WiMAXのサービスを契約できるプロバイダは実に30社前後、WEBで契約可能なプロバイダも20社以上がある中、特にさまざまなWiMAX比較サイトや個人のブログ、Twitterなどでも取り上げられることが多いBroad WiMAXとGMOとくとくBB。なぜ、この2社の比較が重要なのか?
WiMAXのサービスは、小型のモバイルルーターを持ち歩くことで、どこでも高速・大容量のインターネット通信が可能なポケットWiFiサービスで、月間通信量が無制限のギガ放題プランが人気だ。この「高速(通信速度)」「大容量(無制限・ギガ放題プラン)」は、実はどのプロバイダでWiMAXを契約しても同じである。

Broad WiMAXとGMOとくとくBB、他のプロバイダも通信サービスそのものは同じ

30社ものWiMAXプロバイダがあるものの、そのどれもがWiMAX通信回線を利用する同じインターネット接続サービスを提供する会社だ。つまり、どのプロバイダで契約しても、同じ通信回線、同じ通信速度、同じサービス対応エリアと、まったく同じポケットWiFiである。では、なぜプロバイダの比較が重要なのか?その答えは、契約するプロバイダによりWiMAXの費用負担が大きく変わるからだ。
同じポケットWiFi・通信サービスにもかかわらず、各社で利用プランの月額料金が異なる上、新規契約を対象としたキャッシュバックなどのキャンペーン内容が大きく違う。安くWiMAXを利用しようと考えたら、これらプロバイダの費用・料金比較が極めて重要なのだ。

WiMAXの実質負担費用=利用プランの月額料金(36ヶ月)-キャッシュバックなどのキャンペーン特典

WiMAXの費用を構成するのは、主に以下のような内容である。

  • 契約時の初期事務手数料(3,000円)
  • 利用プラン(月間7GBプランまたはギガ放題プラン)の月額料金
  • ルーター端末の機種代金(ほとんどのWiMAXプロバイダは無料で提供)
  • キャッシュバックなどのキャンペーン特典金額
  • その他、プロバイダ会員費用など(一部WiMAXプロバイダのみ)
WiMAX費用を安くするには、利用プランの月額料金が安いか、キャッシュバックなどのキャンペーン特典金額が特に大きいプロバイダでの契約がおすすめだ。逆にルーター端末の機種代金が有料であったり、WiMAXの費用以外に会員料金などが必要なプロバイダは論外。今回の記事で紹介するBroad WiMAXやGMOとくとくBBと比較して必ず費用が高額だからだ。
そしてWiMAXの契約は基本的に3年契約のため、その実質負担費用は「利用プランの月額料金×36ヶ月-キャッシュバックなどのキャンペーン特典金額」という計算式で求められる。この3年間の実質負担費用が安い2強がBroad WiMAXとGMOとくとくBBなのだ。

月間7GB・ギガ放題など利用プランの月額料金が格安なBroad WiMAX

WiMAXの実質負担費用が最安クラスのプロバイダの1つがBroad WiMAX。このBroad WiMAXの場合、月間7GB制限のライトプランが月額料金2,726円、月間無制限のギガ放題プランが3,411円と、各利用プランの月額料金がWiMAXプロバイダの中で比較して格安なのが人気の理由だ。

その他、ルーター最新機種の無料キャンペーンなどはあるものの、次に紹介するGMOとくとくBBのような高額キャッシュバックキャンペーンは無い。キャンペーン特典金額は少ないものの月額料金が格安であるため、WiMAXの3年間の実質負担費用も他のプロバイダと比較して格安になるのだ。

高額キャッシュバックキャンペーンで実質負担総額が安いGMOとくとくBB

特典金額が3万円~4万円の高額キャッシュバックキャンペーンで人気なのがGMOとくとくBB。Broad WiMAXと違い月額利用料金は高い(月間通信量無制限のギガ放題プランの場合、月額利用料金は4,000円以上)一方、キャッシュバックキャンペーン特典金額が大きいため、WiMAXの実質負担費用は安くなる。

同様にキャッシュバックキャンペーンを提供するWiMAXプロバイダも何社かあるものの、特典金額の大きさではGMOとくとくBBが圧倒的NO.1だ。つまり、実質負担費用も他のキャッシュバックキャンペーン実施プロバイダと比較して必然的に安くなる。

GMOとくとくBBを選ぶメリットとリスク・注意点

GMOとくとくBBは、恐らくオンライン契約可能なWiMAXプロバイダの中で最も人気のあるプロバイダの1つだろう。前述の通り、高額キャッシュバックキャンペーンとそれに伴うWiMAXの実質負担費用の安さがGMOとくとくBBを選ぶメリットだろう。また、Broad WiMAXなど他のプロバイダと同様、ルーターの最新機種が新規契約時に無料提供される上、即日発送にも対応している。
一方で、GMOとくとくBBにはリスクやデメリットもある。金額の安さだけで選ばないように注意が必要だ。

GMOとくとくBBの月額利用料金はBroad WiMAXと比較して高い

GMOとくとくBBを契約する場合、WiMAXのギガ放題プランの月額利用料金は4,000円以上。これはUQ WiMAXやau、家電量販店で契約する場合と同様で、割引の無いいわゆる「正価」での利用になる。一方、後述するBroad WiMAXは割引価格の安い月額利用料金が魅力だ。
このことが何を意味するかと言えば、キャッシュバックキャンペーンはあるものの、という毎月のWiMAXの支払い費用負担は比較的高いことだ。キャッシュバックを受け取れるまでの1年間は、Broad WiMAXと比較して高い料金を支払い続けなければ、WiMAXを維持できない。

GMOとくとくBBのキャッシュバック受け取りには注意が必要

また高額キャッシュバックキャンペーンがGMOとくとくBBの魅力だが、簡単に受け取りできるものでは無い点にも注意が必要だ。ネットの口コミを確認すると、受け取りに失敗したとの声が後を絶たない。手続きには期限があり、また手続き方法も複雑なため、メールの確認忘れや期限切れなどの問題が多いのだ。
GMOとくとくBBでWiMAXを契約する場合、キャッシュバックキャンペーン特典の受け取りを忘れたり失敗すると、単に高額なWiMAX料金を支払い続けるだけとなる点に注意したい。

Broad WiMAX(ブロードワイマックス)をおすすめする場合とその理由

GMOとくとくBBと同程度にWiMAXの実質負担料金が安く、人気のプロバイダがBroad WiMAX(ブロードワイマックス)。Broad WiMAXをおすすめする個人やWEBサイトでその理由を確認すると、何と言っても魅力は安い月額料金。GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンのような手続きが不要で、最初からWiMAXを安い費用で利用できる点が最大のおすすめ理由だ。

またそれ以外に、ルーター最新端末が無料提供される点や端末の即日発送に対応している点もBroad WiMAXの評価ポイントで、さらに東京・大阪の端末受取専用店舗を利用すれば、契約・申し込みの当日からWiMAXのルーター端末を利用開始できる点も魅力だろう。

特に急ぎでポケットWiFi・WiMAXを手配したい場合、慌てて家電量販店で契約せず、ネットでBroad WiMAXを契約してから端末を受け取りに行くのがおすすめの方法だ。その方が3年間の利用料金で2万円~3万円、得することになる。

GMOがおすすめか、Broad WiMAXがおすすめかは、契約月次第

結論としてGMOがおすすめなのか、Broad WiMAXがおすすめなのかは、実は契約月による。これはGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン特典金額が毎月変動するためだ。GMOとくとくBBのキャッシュバック金額が高い月はGMOがおすすめとなり、そうでない月はBroad WiMAXの方がWiMAXの実質負担総額費用が安くなる場合もある。
ただし、キャッシュバックキャンペーン特典の受け取りに不安を覚える場合は、確実に安い料金で利用できるBroad WiMAXの方がおすすめと言えるだろう。

 

<参考記事>

GMO WiMAXとBroad WiMAXの料金・キャンペーン完全比較

前回の記事ではドコモ回線を利用可能な格安ポケットWiFiサービス・Cmobile(シーモバイル)を紹介させていただいた。そこで今回はソフトバンク回線を利用するポケットWiFiサービスの中で一番のおすすめを紹介したい。

ソフトバンク回線を使うポケットWiFiとしては、Y!mobile(ワイモバイル)やYahoo! Wi-Fi(ヤフーワイファイ)が有名だが、筆者がもし契約するのであれば間違いなくNEXTmobile(ネクストモバイル)を選ぶだろう。

今回の記事では、NEXTmobile(ネクストモバイル)をおすすめする理由を中心に、他のソフトバンク回線利用のポケットWiFiと比較しながら解説していきたい。

ソフトバンク回線利用のポケットWiFiで一番のおすすめ・NEXTmobile(ネクストモバイル)

携帯やスマホの契約がソフトバンクであれば、慣れ親しんだソフトバンクの通信回線を使えるポケットWiFiサービスが安心で使い勝手も良いかもしれない。携帯・スマホで電波を受信できるソフトバンクの4G LTE回線対応エリアであれば、当然ポケットWiFiも繋がるからだ。

一方、ソフトバンク回線を利用できるポケットWiFiにはいくつかの種類があり、そのうちのどれが良いかの比較は悩ましいところだ。ただ、筆者のような比較的インターネット通信量の多いユーザーの場合、一番のおすすめはNEXTmobile(ネクストモバイル)になるだろう。

NEXTmobile(ネクストモバイル)の特徴は大容量×低料金プラン

まず先にNEXTmobile(ネクストモバイル)の最大のメリットである料金プランを紹介しておこう。NEXTmobile(ネクストモバイル)の料金プランの特徴は、月間20GB以上の大容量プランを他社と比較して低料金で提供している点だ。

上記の通り、月間通信量20GBのポケットWiFiを月額料金2,760円という割安価格で利用できる点がNEXTmobile(ネクストモバイル)の特徴だ。また、さらに通信量の多いユーザー向けに月間30GBプラン(ギガネクスト30)、月間50GBプラン(ギガネクスト50)という大量量プランもある。

Y!mobileやYahoo! Wi-Fiとの料金比較でもNEXTmobile(ネクストモバイル)がおすすめ

このNEXTmobile(ネクストモバイル)の料金プランがいかにお得でおすすめかを理解するため、同じソフトバンク回線を使うポケットWiFiであるY!mobile(ワイモバイル)、Yahoo! Wi-Fi(ヤフオワイファイ)の料金プランと比較してみる。
下記の表は各サービスの最安プラン(通信容量最小プラン)で月額料金を比較した表だ。
 
ポケットWiFiサービス(ソフトバンク回線使用) 最安・最小通信量プラン 月額料金
NEXTmobile(ネクストモバイル) ギガネクスト20(月間20GB) 2,760円
Y!mobile(ワイモバイル) Pocket WiFiプラン2 ライト(月間5GB) 2,480円
Yahoo! Wi-Fi(ヤフーワイファイ) 3年契約おてがるプラン(月間5GB) 2,942円(Yahoo!プレミアム会員費462円含む)
 
ソフトバンク回線を使用するポケットWiFiを最安で契約できるのはY!mobileの月間5GBプランだが、そのわずか月額280円の差でNEXTmobile(ネクストモバイル)であれば月間20GBプランを契約できる。
そもそも通信量の多いユーザーの場合、月間5GBはあっという間に到達してしまう可能性のある通信量。そう考えると、いくら最安とは言えY!mobileの月間5GBプランでは物足りない。逆にNEXTmobile(ネクストモバイル)の料金が格安に思えるのではないだろうか?

WiMAX・ギガ放題と比較すると速度制限には注意が必要

一方、筆者も愛用しているポケットWiFi・WiMAXと比較するとどうだろうか?ソフトバンク回線を使用するNEXTmobileに対して、WiMAXは独自のWiMAX2+通信回線とauの4G LTE回線を使用するサービスのため、単純比較はできない。
ただ、WiMAXには月間通信量無制限のギガ放題プランがある点が特徴であり、メリットだ。いくら大容量とは言え、NEXTmobile(ネクストモバイル)で20GBプランを契約後、月間20GBを使い果たしてしまうと速度制限がかかり、それ以上はインターネット通信ができなくなってしまう。
その点、速度制限が緩いのもWiMAX・ギガ放題のメリットであり、本当に通信量の多いユーザーであればWiMAXの方がおすすめだ。ただし、ソフトバンク回線にこだわりたい、あるいはWiMAXを利用したいが圏外、といった場合におすすめとなるのがNEXTmobile(ネクストモバイル)だ。

口コミでの評判も良いポケットWiFi・NEXTmobile(ネクストモバイル)

筆者はかなりNEXTmobile(ネクストモバイル)の料金プランを含めたサービス内容を高く評価しているのだが、まだあまり良く知られていないサービスのようで、利用しているという人をあまり見かけない。

ただし、Twitterやブログなどネット上の口コミによる評判を確認すると、なかなか満足度の高いサービスのようだ(参考:ネクストモバイル(NEXTmobile)の評判や口コミ)。

筆者もWiMAXの圏外エリアに引っ越すことになったりした場合、迷わずNEXTmobile(ネクストモバイル)のポケットWiFiに乗り換えるだろう。

その他のNEXTmobile(ネクストモバイル)のメリット・デメリット

上記のような料金プランの魅力だけでも、十分NEXTmobile(ネクストモバイル)をおすすめする理由になると思われるが、NEXTmobile(ネクストモバイル)には他にもいくつかのメリット・おすすめポイントがある。

また良い話だけでなく、もちろん他のポケットWiFiと比較した時のデメリットもある。特にWiMAXと比較すると注意が必要なデメリットがいくつかあるのだが、Y!mobileやYahoo! Wi-Fiなど同じソフトバンク回線使用のポケットWiFiと比較すると大きなデメリットは無い。

以下で、1つずつ紹介する。

NEXTmobile(ネクストモバイル)をおすすめする、料金以外の3つの理由

NEXTmobile(ネクストモバイル)のメリットは大容量×低料金のポケットWiFiである点だが、料金以外にも下記のようなおすすめ理由が考えられる。

●モバイルルーター端末が無料、自宅用の据え置き型も無料

NEXTmobile(ネクストモバイル)を契約すると上記の写真にあるようなモバイルルーター端末が無料提供される。これはFS030Wという機種で、小型で連続通信時間の長い(バッテリー持ちの良い)ルーター端末だ。

WiMAXを含め、他のポケットWiFiでも新規契約時にルーター端末を無料提供するサービスが多いので、これだけではNEXTmobile(ネクストモバイル)のメリットとは言いづらいが、NEXTmobileの特徴が持ち歩き可能なモバイルルーター端末だけでなく、自宅用の据え置き型ホームルーター端末も無料提供している点だ。

ホームルーター端末があれば、自宅で簡単にWi-Fiインターネットが導入でき、家族との共用ルーターとして、あるいはフレッツ光などの固定回線サービスの代替手段としても利用可能なため、主に自宅用のWi-Fiルーターを探している場合にはおすすめの端末だ。

ソフトバンク回線使用の他のポケットWiFiではホームルーター端末を提供しているサービスが無いため、この点はNEXTmobile(ネクストモバイル)だけのメリットと言えるだろう。

●ルーター端末が最短契約即日発送

そもそも自宅用のインターネット回線と違って、回線工事が不要でルーター端末が自宅に届けばすぐにインターネット接続を開始できる点がポケットWiFiの利点だが、NEXTmobile(ネクストモバイル)の魅力がルーター端末の即日発送にも対応していることだろう。

例えば、本日オンラインでNEXTmobile(ネクストモバイル)を契約すれば、最短本日中に端末が発送され、届け先のエリアによっては明日には端末が届き、利用を開始できる。急ぎで手配したい場合にもおすすめなのがNEXTmobile(ネクストモバイル)の特徴だ。

●3日で10GBの通信制限が無い

通信量の多いユーザーにとって嬉しいのが、NEXTmobile(ネクストモバイル)には3日間で10GBまでの制限が無い点かもしれない。WiMAXや他のポケットWiFiには直前3日間の通信量は10GBまでという制限があり、超過すると夜間のみ速度制限がかかる場合がある。

筆者の場合、特に特定の3日間で集中して利用、10GBを超えて速度制限がかかるといった経験がほとんどないのだが、ユーザーによっては特定の日に大量の通信を行って3日で10GBの制限に引っかかることもあるようだ。

そういったユーザーの場合、NEXTmobile(ネクストモバイル)は3日で10GBを意識すること無く利用できる点がメリットだろう。

NEXTmobile(ネクストモバイル)で注意したい3つのデメリット

ここまでの説明ではNEXTmobile(ネクストモバイル)が非の打ち所のない完璧なポケットWiFiサービスのように思えてしまうかもしれないが、当然ながら契約にあたっては注意点やデメリットも存在する。特に注意したいデメリットが以下の3点だろう。

●速度制限に注意が必要

当然だが、契約する料金プランの通信量上限(ギガネクスト20プランに加入すれば月間20GBが上限)を超過すると速度制限がかかり、それ以上インターネット通信ができなくなる点に注意が必要だ。
さらにY!mobileやYahoo! Wi-Fiといった他のポケットWiFiでは追加料金を支払うことで速度制限の解除が可能な場合もあるが、NEXTmobile(ネクストモバイル)では一度発生した速度制限を解除することができない
大容量は言え、通信量無制限のポケットWiFiでは無いため、速度制限がかからないように通信量に注意する必要がある点はNEXYmobile(ネクストモバイル)のデメリットの1つだろう。

●契約途中で料金プランを変更できない

また自分の想定以上に通信量が増え、速度制限がかかってしまったからと、翌月から1つ上のプランに変更するなどといったことはできない。NEXTmobile(ネクストモバイル)では、契約時に選んだ料金プランで2年契約の間、使用を継続する必要がある。
他のポケットWiFiの場合、WiMAXでは月単位で無料のプラン変更が可能だ。自信の通信量に合わせて適切な料金プラン・費用に調整できる点がメリットである一方、それができないNEXTmobile(ネクストモバイル)では最初の料金プラン選びに注意が必要だ。

●WiMAXと比較して通信速度が遅い

最後に、NEXTmobile(ネクストモバイル)の通信速度には過度な期待を持たないほうが良いだろう。NEXTmobileで無料提供されるモバイルルーター端末・FS030W機種の下り最大速度スペックは150Mbps、一方WiMAXの最新ルーター端末では下り最大速度867Mbpsの高速通信が可能となっている。

ただし、この速度スペックよりも重要なのは実際の利用時の実測通信速度であり、NEXTmobile(ネクストモバイル)利用者による口コミや評判を確認すると、そこまで遅いという不満は無いようだ。

通信速度は利用エリアにもよるため一概に速い・遅いとは言えないが、少なくとも過度な期待さえしなければ、NEXTmobile(ネクストモバイル)は十分実用的で、料金的にもお得なポケットWiFiと言えるだろう。

 

<参考記事>

ネクストモバイル(NEXTmobile)の評判や口コミ

NEXTmobile(ネクストモバイル)公式サイト

筆者個人的にはポケットWiFiルーターとしてここ数年はWiMAXを愛用しているが、地方在住の友人・知人からは「WiMAXの電波が繋がりにくい。ドコモ回線やソフトバンク回線のポケットWiFiでおすすめはどれか?」と聞かれることも多い。

 

もちろんドコモ(NTT docomo)としても公式のモバイルWiFiルーターを提供しているのだが、月間データ通信量20GBのウルトラデータパックLが月額6,000円など、とにかくパケット利用料が高い点がネックだ。

 

それと比較すると格安とも言えるのが、ドコモ回線のMVNOが提供するポケットWiFi。中でも、本記事で注目するのが無制限プランもあるCmobile(シーモバイル)だ。月額料金やプラン内容の点からドコモ回線利用のポケットWiFiとしてCmobile(シーモバイル)を選ぶのがおすすめかどうか、解説してみたい。

ドコモ回線のポケットWiFi・おすすめはどれか

携帯やスマホの契約がNTT docomoのドコモユーザーであれば、同じドコモ回線のポケットWiFiが欲しいという方も多いだろう。自分の携帯やスマホでドコモの電波を問題なく受信できているのであれば、当然ドコモ回線のポケットWiFiも安心して使えるからだ。一方、ドコモで契約できるモバイルWiFiルーターもあるのだが、料金がかなり高い。
 
パケットパックの料金は携帯・スマホのプランと同様、月間データ量20GBのウルトラデータパックLが月額料金6,000円、月間データ量30GBのウルトラデータパックLLが月額料金8,000円と、通常月額3,000~4,000円で他社のポケットWiFiが使えることを考えるとかなりの高額だ。もちろんドコモから提供されるモバイルルーター「docomo Wi-Fi STATION N-01J」はドコモのプレミアム4G回線にも対応した高機能ルーターなのだが、手軽にポケットWiFiを持ちたいユーザーや通信量の多いユーザーの場合、費用負担が大きい。
 
そこで注目したいのがドコモ回線を利用するMVNO(他社の通信回線を借りて通信サービスを提供する事業者)が提供する、安いポケットWiFiサービスの利用だ。

ドコモ回線利用・無制限プランもあるCmobile(シーモバイル)

筆者が「ドコモ回線を使えるポケットWiFi」で最近おすすめしているのがCmobile(シーモバイル)だ。ドコモXi回線を利用するポケットWiFiルーターを、ドコモと比較すると格安料金で提供しているMVNO事業者だ。月間データ量5GBのポケットWiFiで良ければ月額料金2,800円、月間データ量無制限プラン(実質月間データ量20GB・詳細後述)が月額料金3,600円で利用可能だ。
 
「とりあえず、ドコモ回線のポケットWiFiをすぐに契約したい」
「通信量は20GBあれば十分」
「できるだけ価格が安いサービスが良い」
という場合、CmobileはおすすめのポケットWiFiと言っていいように思う。

ドコモXi回線利用・無制限プランもあるCmobile(シーモバイル)のおすすめ理由

筆者がなぜCmobile(シーモバイル)に注目しているかと言うと、以下の理由からだ。
  • ドコモXi回線利用、月間データ量20GBのポケットWiFiを、NTT docomoで契約する半分程度の料金で利用できる
  • 最短翌営業日にポケットWiFiルーター端末が発送され、回線工事も不要ですぐ使える
  • ドコモXi回線利用なので、日本全国どこでも繋がりやすい
1点目の理由は前述の通り、Cmobileの月間無制限・使い放題プランを契約すると月額料金は3,600円、実質月間データ量20GBまで利用可能だ。これと比較してドコモのパケットパック・ウルトラデータパックL(月間20GB)の月額料金は6,000円。携帯・スマホとパケットシェアできるなどの利点もあるが、基本的にCmobileであればドコモの料金の半分程度でポケットWiFiルーターの利用が可能だ。
 
また2店目の理由として、ポケットWiFiルーターが届くまでの日数が比較的早いのもCmobileの利点の1つだ。もちろん、ドコモショップでルーターを契約すれば即日で利用開始できるが、Cmobileのネット契約でも数日以内にポケットWiFiルーターを入手できる。「急いでポケットWiFiルーターを契約したい」場合でも、この程度の日数であれば十分許容範囲と言えるだろう。
 
また最後に、こちらも当然だがドコモのXi回線を利用するポケットWiFiなので、日本全国どこでも繋がりやすい点もメリットだ。他のポケットWiFi(ソフトバンク系のサービスやWiMAXなど)もエリアを拡充しているが、何と言ってもドコモ回線である。電波の繋がりやすさへの安心感は、他社を上回るだろう。

Cmobile(シーモバイル)契約にあたってのデメリットや注意点

ここまでの内容だけでは、非の打ち所がないポケットWiFiサービスのように思えてしまうが、Cmobile(シーモバイル)の契約にあたってはデメリットもいくつかあるため注意が必要だ。逆に、下記のようなデメリット・注意点を理解した上でも「Cmobileが良さそう」と思えるドコモユーザーの方であれば、自信を持っておすすめしたいポケットWiFiだ。
  • 無制限プランでも3日で2GBまでの通信量制限があり、制限無しで利用できるのは実質月間20GBまで
  • Cmobileで利用するルーター「FS030W」は、高速通信が可能な端末ではない
上記でも触れている通り、ドコモ回線利用・月間無制限プランもあるCmobileというのが魅力的な宣伝文句となっているが、実は無制限プランを契約しても3日で2GBまでの通信量制限があり、超過すると速度制限がかかる点が注意点だ。3日で2GBを超過すると翌日まで速度制限がかかり、3日で2GBを下回った段階で速度制限が解除される仕様だ。つまり無制限プランとは言え、制限無しで利用できるのは実質月間データ量20GBまでである点を理解しておきたい。
 
また、ドコモ回線にも対応、Cmobile契約時に無料提供されるルーター「FS030W」は下り最大速度150Mbpsというスペックの端末だ。ドコモのプレミアム4G回線に対応した「docomo Wi-Fi STATION N-01J」は下り最大速度788Mbps対応、WiMAXなど他のポケットWiFiでも下り最大速度800Mbps以上のサービスだあることを考えると、Cmobileはやや低速、速度の遅いポケットWiFiサービスである点もデメリットの1つだ。
 
とは言え、ドコモのポケットWiFiを必要としている方に多いのが、地方でソフトバンクの電波もWiMAXの電波も圏外となるようなケース。そのようなケースでは速度が多少遅い点は許容せざるを得ないだろうし、また通信量も20GBで十分と考えざるを得ないだろう。逆に都市部の利用の場合はドコモユーザーであってもWiMAXなどの他のポケットWiFiをおすすめしたいが、どうしてもドコモ回線利用のポケットWiFiが必要な場合、ドコモと比較して格安料金、かつ無制限プラン(実質月間データ量20GB)もあるCmobile(シーモバイル)をおすすめしたい。

 

<参考記事>

ドコモ回線・無制限のおすすめポケットWiFi~シーモバイル(Cmobile)

Cmobile(シーモバイル)公式サイト

 

 

人気のポケットWiFi・WiMAX。このWiMAXの契約ではプロバイダ選びが何より重要であることは以前の記事でも伝えているが、2019年に注目のWiMAXプロバイダの1つがJPWiMAX(ジェーピーワイマックス)だ。

 

WiMAXプロバイダと言えば、ニフティやソネットなどの老舗プロバイダや、本家のUQ WiMAXなどが有名だが、これらの大手プロバイダに対抗して2018年4月に開始されたばかりの新プロバイダサービスがJPWiMAXだ。

 

この記事では注目の新プロバイダJPWiMAXのAmazonギフト券キャンペーンや料金プランの内容を解説、またネット上の評判・口コミからJPWiMAXはWiMAXプロバイダとしておすすめできるかどうかを考察したい。

 

<参考サイト>

JPWiMAXのおすすめ理由はAmazonギフト券による最速キャッシュバックキャンペーン

まず新WiMAXプロバイダであるJPWiMAXが注目・おすすめされる理由について解説したい。その第一の理由が、「業界最速で受け取り可能!」と宣伝されているJPWiMAXのAmazonギフト券キャッシュバックキャンペーンだ。
 
キャンペーンなのだから受け取れて当たり前と感じられる読者もいるだろうが、実はWiMAXのキャッシュバックキャンペーンは、受け取りに失敗したとの口コミが多いような評判の悪いキャンペーンも多いのだ。

GMOとくとくBBの高額キャッシュバックキャンペーンは人気だが、評判の悪い側面も

WiMAXプロバイダのキャッシュバックキャンペーンの中でも人気で有名なのが、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンだろう。最大4万円ものキャッシュバック特典があり、WiMAXの実質利用料金が最安になるプロバイダだ。ネット上でもGMOとくとくBBをおすすめするサイトが多く、恐らく契約者数も多いのだろう。
 
一方、このキャッシュバック特典を受け取れるのがWiMAXを利用し始めてから1年後と遅い点が問題の1つだ。キャッシュバックの受け取りには所定の手続きが必要だが、1年もの時間が空くために単純に忘れてしまったというユーザーもいることが、ネットの口コミからも見て取れる。
 
また受け取り手続きが複雑なようで、タイミングを間違えたり、案内メールを見逃してしまうことで期限が過ぎてキャッシュバックが無効になったとの口コミも多い。つまり、GMOとくとくBBのWiMAXのキャッシュバックは実際には受け取っていないユーザーも多く、まさにGMOの思うツボになっていると想像できる。
 
この悪しきWiMAXの業界構造(高額キャッシュバックを設定、受け取りをしづらくすることでプロバイダが利益を確保する)に果敢に挑戦しているのがJPWiMAXである。

受け取りが業界最速タイミング!JPWiMAXのAmazonギフト券キャンペーン

GMOとくとくBBなどのWiMAXプロバイダのキャッシュバックとは異なり、JPWiMAXのキャッシュバックはAmazonギフト券によるキャンペーンだ。現金キャッシュバックの場合は振込用の銀行口座の登録手続きなどが必要になるが、Amazonギフト券の場合はメールでコードを送るだけなので、ユーザーからするとその分早く入手できるのがメリットだ。
 
もちろん現金と比較してJPWiMAXのAmazonギフト券の場合は、利用できる場所がAmazonだけに限られてしまう点はデメリットだが、今やAmazonは幅広い商材を扱っているので、現金と同様の感覚で利用できるから大きなデメリットではないだろう。
 
このAmazonギフト券によるキャッシュバックによって、JPWiMAXは何ヶ月もユーザーを待たせることなくキャンペーン特典を送付、それによりユーザーも受け取り忘れの心配が無くなるという、魅力的なキャッシュバックキャンペーン内容となっている。
 

月額利用料金も安いから総額費用も最安級のJPWiMAX

JPWiMAXのAmazonギフト券キャンペーンが受け取りやすいとは言え、実際にJPWiMAXが注目される理由は月額利用料金が安い点だろう。前述のGMOはとくとくBBの場合、高額キャッシュバックがあるもののWiMAXのギガ放題プランの月額料金は4,000円以上になる。これは、UQ WiMAXや家電量販店の店舗店頭でWiMAXを申し込みする場合も同様だ。
 
これと比較してJPWiMAXはWiMAXのギガ放題プランを月額3,500円で利用可能としている。この「安い月額料金+Amazonギフト券によるキャッシュバック」の組み合わせで、WiMAXの3年契約における実質総額料金が最安級のプロバイダとなっているのが、JPWiMAXをおすすめする理由だ。

WiMAXの3年総額費用・最安トップ3プロバイダ

WiMAXの契約期間は3年で、プロバイダ比較ではキャッシュバックキャンペーンによる特典金額も加味した「3年間の実質負担総額費用での比較」が重要になる。WiMAXのプロバイダには数十社があるが、特にこの3年総額費用が安い、最安プロバイダを3社挙げるとしたら下記のようなプロバイダになるだろう。
 
WiMAXプロバイダ(最安) ギガ放題プラン月額料金 キャンペーン特典 3年総額費用
JPWiMAX 3,500円 Amazonギフト券1万円分プレゼント 121,100円
Broad WiMAX(ブロードワイマックス) 3,411円 (特定サイトのみ)Amazonギフト券1万円分プレゼント 121,340円
GMOとくとくBB 4,263円 最大4万円前後のキャッシュバック 120,769円

この中ではGMOとくとくBBの3年総額費用が最安だが、キャッシュバックを受け取れないリスクもある点に注意が必要だ。また月額料金が安く、Amazonギフト券キャンペーンもある

JPWiMAXとよく似たプロバイダに挙げられるのがBroad WiMAX(ブロードワイマックス)だ。

JPWiMAXのデメリット・口コミ・評判

ここまでJPWiMAXのAmazonギフト券によるキャッシュバックキャンペーンがおすすめである理由や、JPWiMAXであれば確実に安い料金でWiMAXを利用できそうなことが分かってきたが、一方でJPWiMAXにはデメリットもある。
これらのデメリットが気にならないユーザーの場合はJPWiMAXがおすすめだが、そうでない場合はBroad WiMAX(ブロードワイマックス)を選ぶ方がおすすめかもしれない。

JPWiMAXはルーター機種の選択の幅が狭い

多くのWiMAXプロバイダでは新規契約時にWiMAXのルーター機種の中から自分が好きな端末を無料で選べるが、JPWiMAXの場合はこの端末・機種の選択の幅が狭い点がデメリットだ。JPWiMAX新規契約時に選べるルーター機種は、モバイルルータータイプのW05かホームルータータイプのL01sかの2種類のみ。Broad WiMAXの場合は、W05・L01sはもちろん、NEC製のモバイルルーターWX05やホームルーターHOME 01も選べて、いずれも無料で提供される。ルーター機種にこだわりがある場合、おすすめはBroad WiMAXだろう。

JPWiMAXは解約時の違約金が高い

WiMAXの3年契約を途中解約する場合、違約金がかかる点はどのプロバイダで契約しても同じだが、この途中解約にかかる違約金の金額はプロバイダによって微妙に異なる。このうち、Broad WiMAXなど多くのWiMAXプロバイダでは、
  • 契約1年目の解約違約金:19,000円
  • 契約2年目の解約違約金:14,000円
  • 契約3年目の解約違約金:9,500円
という設定が一般的だ。これに対してJPWiMAXの場合は
  • 契約1年目の解約違約金:30,000円
  • 契約2・3年目の解約違約金:25,000円
と高額な設定になっている点に注意が必要だ。

JPWiMAXの良い評判・悪い口コミ

最後にJPWiMAXの評判・口コミ情報を紹介する。すべて筆者がTwitterや個人ブログの内容で確認した評判・口コミだが、良い情報も悪い情報も含めて紹介すると

JPWiMAXの良い評判・口コミ

  • プロバイダの料金を比較したが、JPWiMAXが安かった
  • Amazonギフト券の受け取りも実際にスムーズで良かった
  • 通信速度や電波の入り具合は他のプロバイダで契約した場合と変わらない

JPWiMAXの悪い評判・口コミ

  • サポートに問い合わせたものの、返信が来るまでが遅く、非常に時間がかかった
  • 申込時に指定したのと違う色のルーター端末が送られてきた
 
<参考サイト>

いつでも、どこでもインターネットに接続できるポケットWiFiルーター。スマホの容量制限・速度制限に頭を悩ませている方であれば、利用を検討したいのがポケットWiFiルーターだ。中でも人気でおすすめのサービスがWiMAX(ワイマックス)。WiMAXの通信回線を管理するUQコミュニケーションズによると、WiMAXの契約者数は2018年夏時点で3,080万人を突破しているらしい(出典)。計算上、日本人の4人に1人はWiMAXを利用しているほど、ポケットWiFiサービスの中でも勢いのあるサービスだ。

 

WiMAXの契約ではプロバイダのキャンペーン比較が重要だ

このWiMAXを契約する際、最も重要になるのがどこのプロバイダで契約するかだ。WiMAXを契約できるプロバイダは、UQ WiMAXやau(全国のauショップで契約可能)、主要な家電量販店(ビックカメラやヨドバシカメラ、ケーズデンキなど)など多数ある。これ以外にもネット専業のプロバイダとして、ニフティやソネット、ビッグローブなどの老舗プロバイダや、GMOとくとくBB、ブロードワイマックスと言った新興系のプロバイダもある。

 

これらの契約プロバイダで何が違うかと言うと、WiMAXの利用プランにかかる月額料金や、利用可能なキャッシュバックなどのキャンペーン内容が変わってくる。つまり、同じWiMAXサービスであるにもかかわらず、契約するプロバイダにより費用が大きく変わってくるのだ。

 

ちなみに、どのプロバイダで契約しても、インターネット通信の回線そのものは同じWiMAXの通信回線を利用するため、通信速度やサービス提供エリアはどのプロバイダで契約しても変わらない(各プロバイダはUQコミュニケーションズが管理するWiMAX回線のMVNO事業者にあたる)。また、一定の通信容量を超過した際にかかる速度制限などの規定も、プロバイダによる相違が無いため、この点もどこのプロバイダで契約しても同じである。

契約プロバイダによって違うのは月額料金とキャンペーン

つまり、WiMAXを可能な限り安い料金で利用するためには、どこのプロバイダで契約すべきか、事前に月額料金やキャンペーンをじっくり比較することが必要なのだ。WiMAXの利用料金は月間通信量7GB制限の標準プランで年間3万円程度、月間通信量無制限のギガ放題プランで年間4万円程度が目安となるが、月額料金の高いプロバイダやキャンペーンのお得度の低いプロバイダで契約してしまうと、月間7GB制限プランに年間4万円、ギガ放題プランに年間5万円など、他のプロバイダより高い費用を支払うことになる点に注意が必要だ。
 
年間1万円の違いがあれば、3年契約の場合の総額は3万円程度の差になる。知らないうちに3万円の負担増となっているか、きちんとプロバイダの月額料金・キャンペーンを比較、3万円を節約できるかは大きな違いだ。

月額料金割引VSキャッシュバックキャンペーン

WiMAXには多数のプロバイダがあるが、月額料金やキャンペーンの考え方によって、以下の3つのタイプに分けられる。
  1. キャンペーンはあまり充実していないが、WiMAXの月額料金が割引されて安いタイプ
  2. WiMAXの月額料金は比較的高いが、キャッシュバックなどのキャンペーンが充実しているタイプ
  3. WiMAXの月額利用料金が高く、またキャンペーンもほとんど無いタイプ
各タイプごとに代表的なプロバイダや、その特徴を紹介していこう。
 

1.キャンペーンは充実していないものの、月額料金が安いタイプのWiMAXプロバイダ


WiMAXプロバイダの中でも、特に毎月の支払い料金が安いことをメリットとして謳っているプロバイダ。後述するキャッシュバックキャンペーンと比較して必要な手続きが少なく、確実に安い料金で利用できる点がメリットだ。多少高くても面倒な手続きを避けたい方などにおすすめは、このタイプのプロバイダ。代表的なWiMAXプロバイダとしては以下が挙げられる。
どのプロバイダも、WiMAXの月間通信量7GB制限プランなら月額料金が2,000円台、ギガ放題プランでも月額料金3,000円台で利用できる点が魅力だ。さらに、ブロードワイマックスとジェーピー・ワイマックスの場合、Amazonギフト券1万円分をもらえるキャンペーンもある。

2.月額料金は比較的高いが、キャッシュバックなどのキャンペーンがあるタイプのWiMAXプロバイダ

次に紹介するWiMAXプロバイダのタイプは、毎月支払うWiMAXの月額利用料金はやや高いものの、キャッシュバックキャンペーンなどで現金数万円が後からプレゼントされるタイプのプロバイダだ。毎月の支払い金額が多くても、後から数万円がキャッシュバックされるため結果的にWiMAXの費用は安く済ませることができるという考え方だ。
このタイプのプロバイダの代表例が下記で、中でもGMOとくとくBBは4万円以上の高額キャッシュバックで有名なWiMAXプロバイダだ。
  • GMOとくとくBB
  • ニフティ(@nifty WiMAX 2+)
  • ビッグローブ(BIGLOBE WiMAX 2+)
「4万円をキャッシュバック!」などと言われると聞こえが良いもので安いと思ってしまいがちだが、月額利用料金が月間7GB制限プランで月額3,000円以上、ギガ放題プランで月額4,000円以上などと、前述した月額料金が安いタイプのWiMAXプロバイダと比較すると月額料金が約1,000円ほど高い点に注意が必要だ。
月額料金が約1,000円高いということは、3年(36ヶ月)契約で約36,000円高いことになり、4万円のキャッシュバックがあっても、月額料金が安いタイプのWiMAXプロバイダと比較して、3年間の総額は大きく変わらないことになる。
ましてや、キャッシュバック金額が2万円~3万円であれば、お得に聞こえるとしても実際は月額料金が安いタイプのプロバイダのほうがWiMAXの料金総額は安く済む。

3.WiMAXの月額利用料金が高く、またキャンペーンもほとんど無いタイプのプロバイダ

最後に紹介するのが、月額利用料金が高い上、キャンペーンも無い、もしくはキャンペーン特典金額が少ない、つまりWiMAXの料金が高く、おすすめでは無いタイプのプロバイダだ。具体的には、下記のようなプロバイダでのWiMAX契約は、料金面でおすすめできない。
  • UQ WiMAX
  • au
  • 家電量販店の店舗・店頭
WiMAXサービスの中でも最も有名なのが、UQコミュニケーションズが運営する「UQ WiMAX」だと思われるが、実はWiMAXの月額料金が最も高く、またキャッシュバックキャンペーンがあるものの特典金額が少額のため、料金面ではおすすめできないプロバイダなのだ。
他、auショップでのWiMAX契約や、ビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店の店舗・店頭でのWiMAX契約も、同様の理由からおすすめできない。

WiMAXの契約では、最新の料金・キャンペーン情報をチェックせよ!

また重要なのは、どれだけ事前に比較検討を重ねるとしても、最新の月額料金プランやキャンペーン情報を元に比較しなければ意味がない点。WiMAXプロバイダの料金プランや、キャッシュバックなどのキャンペーン内容は、かなりの頻度で変更される。つまり、古い情報で比較検討していては、いざ契約となった時にそのキャンペーンが実施していなかったり、料金が変更されていることも。その場合は、またWiMAXプロバイダの比較をイチからやり直さなければならない。
さらにWiMAXプロバイダは数十社あるため、自分で全プロバイダの料金プランやキャンペーン情報を比較するには膨大な時間がかかってしまう。手間をかけずに確実に最新の料金・キャンペーン情報をチェックするには、「WiMAX キャンペーン比較」などでGoogle検索を行い、最新情報のまとめサイト等で確認するのがおすすめだ。
 
<参考サイト>
 

ポケットWiFiの中でも高速通信が可能で対応エリアも拡大、契約者数・人気共に急上昇中のWiMAX。

このWiMAXを契約する際に注意しなければならないのが、契約するプロバイダによって月額料金のプランや新規契約向けのキャンペーン内容が大きく異なる点だ。どのプロバイダも同じWiMAX通信回線を使ったインターネット接続サービスを提供しているため、回線速度や電波の繋がりやすさなどには違いがなく、あくまで料金のみが異なる。

このページではWiMAXをできるだけ安い料金でお得に契約する方法や、中でも注目のプロバイダ・ブロードワイマックスを紹介する。

WiMAXを契約できるプロバイダは30社近くある

同じポケットWiFi・WiMAXでも、サービスを契約できるプロバイダが30社近くもあることをご存知だろうか?

WiMAXという通信サービスを提供する大元の会社はUQコミュニケーションズという会社で、これは大手通信キャリアであるauと同じKDDIグループの企業だ。このUQコミュニケーションズは自社で管理・運用しているWiMAXの通信ネットワークを広く他の事業者に開放している。


UQコミュニケーションズは、WiMAXネットワークをMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)に開放しています。そのため、様々なサービス事業者が多彩なWiMAXサービスを提供しています。

UQコミュニケーションズからWiMAXネットワーク回線を借り、通信サービスを提供する事業者はMVNO(自社では通信設備を持たいない通信事業者)と呼ばれ、このようなMVNO(WiMAX提供会社)が30社近くあるのだ。

 

ちなみに「ドコモ回線を使った格安SIM」「ソフトバンク回線を使った格安スマホ」などの格安SIM・スマホを提供する事業者もMVNOで、本家サービス(MNO)と比較して自社で回線を持たずにサービス提供するため、料金が安い点が特徴だ。

主なWiMAX提供会社(プロバイダ)

WiMAXの契約は、UQコミュニケーションズが提供する本家プロバイダサービス・UQ WiMAX以外でも、以下のような会社で契約することが可能だ。また契約だけでなく、毎月の料金の支払い、サービスについての問い合わせ、解約の場合の手続きも、基本的に自分が契約したプロバイダと行うことになる。つまり、料金の安さ・キャンペーンのお得度合いなどに加え、サポート体制などもプロバイダ比較のポイントになってくる。

家電量販店

  • ヤマダ電機
  • ビックカメラ
  • ヨドバシカメラ
  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • PCDEPOT

WEB専門のインターネットサービスプロバイダ

  • So-net(ソネット)
  • BIGLOBE(ビッグローブ)
  • @nifty(ニフティ)
  • GMOとくとくBB(GMOインターネット)
  • Broad WiMAX(ブロードワイマックス)
  • DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)

その他のプロバイダ

  • au ※UQコミュニケーションズと同じKDDIグループで、auの公式なモバイルWiFiがWiMAXとなっている。全国のauショップでWiMAXの契約・申し込みが可能。
  • J:COM ※ケーブルテレビ局
  • 朝日ネット
  • DIS(ダイワボウ情報システム)

契約するプロバイダによりWiMAXの料金が変わる

同じWiMAXの通信サービスでも、契約プロバイダにより月額料金が1,000円前後変わる点に注意が必要だ。WiMAXの契約は3年契約が主流となりつつあるため、毎月1,000円違うとすると3年間で3万円以上も料金が変わることになる。

 

全般的には、本家プロバイダであるUQ WiMAXや、UQ WiMAXと同じ料金プランを提供する家電量販店やauなどで契約すると料金が高くなる。キャンペーンなどもそれほど目立つものが無いため、いわゆる割引がほとんど無い「定価」でWiMAXを契約・利用することになるのだ。

 

これと比較して、WEB専門でサービスを提供する(店舗を持たない)プロバイダで契約するとWiMAXの料金は格段に安くなる。代表的なプロバイダとしてはSo-netやBIGLOBE、@niftyのような大手・老舗インターネットサービスプロバイダ(ISP)から、新興のGMOとくとくBBやBroad WiMAX(ブロードワイマックス)といった会社が挙げられる。これらのプロバイダではWEB契約・申し込みがメインで、各社新規契約キャンペーンや月額料金の割引キャンペーンなどを実施、熾烈な価格競争を繰り広げている。

 

お得な料金でWiMAXを利用するには「WEB契約」が基本

このようにWiMAXをお得な月額料金プランで利用したり、新規契約時にキャッシュバックキャンペーンを利用するにはWEBでの契約・申し込みが基本となる。もちろん、近所の家電量販店で契約・申し込みができる点も便利だったり、店頭にWiFiルーターの在庫があれば当日利用開始できるなどのメリットもあるが、毎月の支払い料金が1,000円近く高くなってしまう。少し長い目で見れば、WEB契約が圧倒的にお得なのだ。

WEBプロバイダにはキャッシュバックキャンペーン型と安い月額料金型がある

WEB専門に絞ったとしても、WiMAXを契約できるプロバイダはまだ20社近くある。これらのプロバイダをさらに分類するとすれば、「キャッシュバックキャンペーンでWiMAXの実質負担料金が安くなる」プロバイダ(キャッシュバックキャンペーン型)と、「キャッシュバックなどの特典は無いが、もともと月額料金が安い」プロバイダ(安い月額料金型)の2パターンに分けられる。

 

キャッシュバックキャンペーン型プロバイダは毎月支払うWiMAXの料金は比較的高い(UQ WiMAXや家電量販店等と同レベル)ものの、契約開始後1年程度が経過すると数万円のキャッシュバック金額が自身の銀行口座に振り込まれる。このキャッシュバック特典金額があることを考慮すると、3年間のWiMAXの“実質”利用金額が安くなるのだ。

 

これと比較して安い月額料金型プロバイダの中には、UQ WiMAXや家電量販店で契約する場合の料金と比べて月額で1,000円以上安くなるプロバイダもある。この代表的なプロバイダがブロードワイマックス(Broad WiMAX)で、月額料金が他社よりも安い点を売りにしている有名なプロバイダだ。

料金プランは「月間7GB制限」と「ギガ放題」のどちらかを選ぶ

いずのプロバイダで契約するにしても、WiMAXの料金プランは2種類で月間データ通信量が7GBまでに制限されるプランか、月間通信量が無制限となるギガ放題プラン化の2種類だ。

 

例えば「月間7GB制限」プランを契約する場合の料金の目安は、実質月額料金が2,500円~3,000円程度で3年間の負担総額は9万円~10万円となる。1年あたりの負担金額は3万円程度が最安だ。例えば、安い月額料金型のWiMAXプロバイダ・ブロードワイマックスは月額2,726円で3年間での料金総額は9万円台で済む。これと比較してキャッシュバックキャンペーン型のプロバイダ・GMOとくとくBBの場合、月額料金の支払いは3,000円以上、3年間での支払総額も13万円以上と高い。ただし契約開始後1年で最大4万円のキャッシュバックもあるため、“実質”のWiMAX負担総額はブロードワイマックスと同じ9万円台となるのだ。

 

また月間通信量無制限の「ギガ放題プラン」を契約する場合も同様で、ブロードワイマックス・GMOとくとくBBなど最安クラスのプロバイダで契約すれば、実質月額料金が3,500円前後で、3年間の総額費用も12万円前後が1つの目安となる。

キャッシュバックキャンペーンにはリスクが多い

キャッシュバックキャンペーン型でも安い月額料金型でも3年間のWiMAX総額費用で比較すると、それほどの料金差は無く、3年間で数千円得するか・損するかの違いだ。ただし、キャッシュバックキャンペーンにはリスクが多い点を知っておく必要がある。

 

WiMAXのキャッシュバックキャンペーンで多いのが、契約開始後1年程度利用を継続しなければキャッシュバック特典を受け取れないというものだ。何らかの事情があって1年以内に解約しなければならなくなると、キャッシュバック特典を受け取れない上に比較的高い月額料金を負担するだけで終わってしまう。

 

また契約後1年が経過すると「キャッシュバック特典の受け取り」についての連絡がプロバイダから来るのだが、これがネット上の口コミを見ると相当分かりにくいようだ。普段自分が使用するメールアドレスではなく、プロバイダ契約時に提供される“プロバイダ専用のメールアドレス”に連絡が来る他、指定された期間内にキャッシュバックを受け取るための銀行口座登録などの手続きを終えなければ、特典が失効して受け取れなくなってしまう

 

ネット上の口コミを見てもらえれば分かるのだが、「WiMAXのキャッシュバック特典を受け取れなかった」という悲痛な叫びで溢れているのだ。つまりキャッシュバックキャンペーン型にはリスクが多く、おすすめは安い月額料金型のプロバイダということになる。キャンペーン特典金額の大きさだけに目を奪われないようにすることが重要だ。

安い月額料金型のプロバイダ・ブロードワイマックスがおすすめ

WiMAXを契約するのであれば、キャッシュバックがある、後で数万円が振り込まれる、というよりも単純に毎月払う月額料金が安いプロバイダが確実にお得でおすすめだ。そして、安い月額料金型のWiMAXプロバイダの中でも料金が安くお得なのがブロードワイマックスだ。

 

ブロードワイマックスは料金だけでなく、ルーター最新機種が無料で提供されたり、ルーターの発送・受け取りが早い、満足保証などのサービスが充実している等のメリットがあるWiMAXプロバイダで、特定のWEBサイトを経由して申し込みをするとAmazonギフト券1万円分をもらえるなどのキャンペーンもある。

 

すでにWiMAXを利用しているユーザーの中にも、後から契約プロバイダをブロードワイマックスに変更(乗り換え)する利用者もいるほど、月額料金が安くてお得なプロバイダ。ぜひ一度チェックしてみることをおすすめしたい。

 

<参考サイト>

主なWiMAX提供会社(UQコミュニケーションズ)

WiMAXの最安値プロバイダ最新情報(WiMAX比較ナビ)

ブロードワイマックスの限定キャンペーン情報

 

 

長期休暇の旅行中や出張などで、ポケットWiFiをレンタル利用したい方も多いだろう。移動中や滞在先のホテルでも快適なインターネット通信が可能になり、旅行や出張が充実したものにするのに必須のアイテムとも言える。

 

それではポケットWiFiのレンタルサービスでおすすめはどれだろうか?楽天市場などでWiFiルーターのレンタルサービスを検索すると多様なサービスがあることが分かる。このレンタルサービスでも使用するポケットWiFiは、WiMAXやY!mobile、docomoやSoftbankのモバイルWiFiルーターなど、このブログでも紹介しているサービスだ。

 

つまりレンタル利用の場合も、各ポケットWiFiサービスの違いや特徴を知っておいたほうが良い。この記事ではあらためてレンタルにおすすめのポケットWiFiを紹介するとともに、無料でWiFiルーターをレンタルするための裏技も紹介したい。

レンタル可能なポケットWiFiにはどんなものがある?

まず有料のポケットWiFiレンタルサービスは無数にある。楽天市場のほか、DMMのいろいろレンタルなどで検索すればさまざまなサービスから選べるほか、Googleで検索しても多数のWiFiルーターレンタルサービスがヒットするだろう。
 
ポケットWiFiを契約する場合と同様、レンタル可能なモバイルWiFiルーターとしては下記のようなサービスがある。
  • WiMAXのモバイルWiFiルーター(WiMAX2+通信回線を利用するWiFiルーター)
  • ソフトバンクやY!mobile(ワイモバイル)のモバイルWiFiルーター(ソフトバンクの4G/LTE通信回線を利用する通信サービス)
  • ドコモ(docomo)のモバイルWiFiルーター(ドコモの4G/LTE通信回線を利用するルーター)
代表的なものは上記の3種類で、各サービスごとに複数のレンタル可能機種があったり、レンタル期間によって複数のプランがあるため、どれを選ぶのが最安か、分かりにくいと感じている方も多いだろう。
 
最初にモバイルWiFiルーターレンタルの目的や用途を考え、利用するポケットWiFiの種類を絞り込んでからレンタル料金などの比較を行ったほうがスムーズに希望のレンタルプランに出会うことができそうだ。

とにかく安い料金でレンタルするならおすすめはY!mobile

ネット上にはさまざまなショップがあるが、どこのショップでもWiMAXやドコモのルーターと比較して、安い料金でレンタルできるのはY!mobileのルーターだ。とにかく安い料金でレンタルしたいと考えているのであれば、おすすめはY!mobileのルーターに絞って探すことだ。
 
人気のポケットWiFiサービスの1つであるY!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクの4G/LTE回線を利用するサービスで、日本全国どこでも繋がりやすいことが利点の1つだ。旅行・出張先が地方の田舎など電波の受信に不安がある場合は、ソフトバンクやドコモのルーターが安心。
 
ただし、安い料金には以下のような理由がある点に注意が必要だ。

レンタル可能機種が古い端末で通信速度が遅い

Y!mobileのWiFiルーターを安くレンタルできるサービスでよくあるのが、レンタル可能なルーター機種が古いもので通信速度が遅い点。例えば、WiMAXのレンタルサービスであれば下り最大速度440Mbps~708Mbpsの機種を借りることができるが、Y!mobileの場合は下り通信速度が最大で100Mbps~150Mbpsのものが多い。体感する通信速度で「遅い」と感じることも多いだろう。
 
とにかく安い料金を重視してのレンタルであればY!mobileのルーターでも良いが、通信速度を重視する場合はおすすめできない。多少レンタル料金が上がるとしてもWiMAXなど他のポケットWiFi端末がおすすめだ。

月間通信容量が少なく、速度制限にかかる可能性が高い

料金の安いレンタルサービスにありがちなのが、月間通信容量が少ない点。例えば、月間データ量5GB制限のルーターのレンタルサービスなどがこれにあたる。料金は安いのだが、万が一、データ通信量が上限に達してしまうと、通信速度が大幅に制限される速度制限がかかる可能性がある。この速度制限が発生すると、ルーターのレンタル期間中であっても使用できない状態になってしまうため注意が必要だ。
 
レンタルしたWiFiルーターを使って動画をみたり、アプリの更新や大容量のファイルの送受信を行うと、意外と5GBの通信量はあっという間に到達してしまう可能性もある。せっかくレンタルしても、速度制限がかかるとそれ以上ルーター端末経由でインターネット通信ができなくなる。せっかくの旅行や出張が台無しになる可能性もあるため、少しでも通信量が増えそうであれば料金が多少上がっても大容量のレンタルWiFiを選ぶのがおすすめだ。

エリアも速度の点も安定感があるのはドコモのポケットWiFi

WiMAXやY!mobileのレンタルと比較して料金は高くなるものの、安心して利用できるのがドコモのポケットWiFiだ。日本全国で繋がりやすく、また速度の点でも安定感がある点で好評だ。予算が十分にある場合はレンタルでおすすめしたいのがドコモのポケットWiFiだが、こちらも安い商品の場合は月間5GBのデータ通信量があったり、後で紹介するWiMAXのような通信量無制限のレンタルプランが無いため、通信量が多い場合にはおすすめでは無い可能性もある点に注意が必要だ。
 

速度を重視するなら、通信量無制限のWiMAX

レンタルするモバイルWiFiルーターに求めるのは「通信速度」であれば、迷わずおすすめしたいのがWiMAXのレンタルだ。旅行にせよ仕事にせよ、通信速度の遅いルーターではイライラしたり、調べ物や仕事がはかどらないもの。そのような心配が少ないのが、高速インターネット通信が可能なWiMAXだ。WiMAXの比較的新しい機種のルーターは下り最大通信速度が708Mbpsと、他のポケットWiFiルーターに多い下り最大100Mbps~150Mbpsと比較して、かなりの高速通信が可能になる。

WiMAXであれば通信量無制限プランが多い

WiMAXを契約する場合もそうだが、WiMAXには月間通信量の制限が無いギガ放題プランがある。このギガ放題プランと同じ条件でレンタル可能なWiMAXのルーターが多数ある点が魅力だ。この通信量無制限のWiMAXルーターをレンタルすれば、高速通信を通信制限を気にすること無く利用することができ、滞在先で動画をみても、また仕事で大容量のファイルを送受信しても、心配が要らない。
 
このような通信量無制限のWiMAXルーターのレンタルプランを提供するショップも数多くあり、通信速度や通信量無制限にこだわってレンタルWiFiを探すのであれば、最初からWiMAXに絞って検索するのが賢明だ。

地方でも安心のハイスピードプラスエリアモード

WiMAXのレンタルとなるとやや不安になるのが対応エリアの問題。携帯電話やスマートフォンの通信でも利用されるソフトバンクやドコモの4G/LTE回線は、すでに日本全国の広い地域で利用可能だが、独自の通信回線であるWiMAXは4G/LTE回線と比較すると対応エリアがやや狭め。特に地方においては、WiMAXの繋がりにくいエリアも存在する。
 
そのような不安を払拭するのがWiMAXのルーターのハイスピードプラスエリアモードの利用だ。この通信モードはWiMAX回線に加えて、auの4G/LTE回線も利用する特別な通信モード。このモードを使うと、WiMAXの圏外エリアでもauの対応エリアであればルーターを使用した通信が可能になる。注意があるとすれば、ハイスピードプラスエリアモードに対応した機種のWiMAXのルーターをレンタルすることと、ハイスピードプラスエリアモードの通信が月間7GBまでに制限される点。
 
いずれにせよ、地方でもWiMAXを使って高速インターネットを利用したい場合に必須なのがハイスピードプラスエリアモードだ。

WiMAXの無料お試しサービス・Try WiMAXの利用も

ポケットWiFIルーターをレンタルする目的や利用期間にもよるが、裏技として知っておきたいのがWiMAXの無料お試しサービス・Try WiMAX。WiMAXのルーターを15日間無料でレンタルできるというお得なサービスだ。このレンタルサービスを利用するにあたっては、有料レンタルサービスとは異なり、楽天市場やDMMではなくUQコミュニケーションズという会社のWEBサイトを訪れる必要がある。
 
無料レンタルサービスは、WiMAXの契約を検討中の方を対象に、事前の電波受信確認や速度の確認を目的とした、WiMAXのお試しサービスだ。このサービスはWiMAXの通信サービスを運営するUQコミュニケーションズ社が提供している。「WiMAXの契約を検討」が前提ではあるものの、WiMAXを約2週間、無料でレンタルできるサービスとして知っておいて損はないだろう。

利用は20歳以上、本人名義のクレジットカードが必要

利用にあたって注意点やリスク、デメリットなどはほとんど無いが、利用は20歳以上で未成年は利用できない点に注意が必要だ。また無料サービスであるものの、ルーター端末の紛失・破損に備えて事前に本人名義のクレジットカードの登録が必要となる(万が一問題が起きた場合は登録したクレジットカードに機器代金が請求される)。
 
ただし、それ以外の点では申し込みの最短翌日には貸出機器が発送されたり、返却用の着払い伝票も同梱されているなど、完全無料でWiMAXをの高速ルーターを利用できる点が魅力のサービスだ。

レンタル利用後に、しつこく営業されることもない

無料レンタルと聞いてやや不安に思うのが、レンタル終了後にしつこくWiMAXの契約を迫られることなどを想像してしまうが、筆者もTry WiMAXを経験しているが、そのようなことは無かった点も安心しておすすめできる理由の1つだ。
 
貸出期間は発送、返却も含む15日間のため、実質ルーターをレンタル利用できるのは10日+α(発送先の地域による)。このレンタル期間でも十分ということであれば、ぜひ一度利用してみる価値があるのがTry WiMAXの無料レンタルサービスだ。

海外旅行での利用などの場合は別途検討が必要

ここまで紹介したポケットWiFiルーターのレンタルサービスは原則として日本国内での利用を想定しており、海外向けのWiFiルーターのレンタルサービスでは無い点に注意が必要。海外旅行などで使用するWiFiルーターのレンタルについては専用のサービスを利用する必要がある。
 
この点についてはまた別の記事で詳しく紹介することとしたい。
 
<参考サイト>