こんなにステキな光は

なかなかないよね


田舎町の漆黒の闇のなかを

やんわりと

オレンジの光をこぼしながら

走る電車



光に包まれた

幾つもの

人生を

家庭を

想いを

命を運ぶ



なんとも暖かい

お守りのような光



電車から降り

遠くから見て気がついた


そうだ

私も毎晩あの光の中

守られて運んでもらってるんだ


遠くにゆく電車をみて

あの中にいたのが夢のよう

さっきまで乗っていたのに

急に淋しくなってしまった


ともだちとサヨナラした

直後のように



あしたも会えるね

いつもありがとう 電車